沖縄がスタートアップ支援で目指しているところについて
こんにちは!eiiconの浦崎です。
このnoteでは、「 #沖縄xスタートアップ 」というシリーズで、Boost Up OKINAWA 2024(沖縄県スタートアップアクセラレーション事業)の舞台である沖縄のエコシステムの目指しているところ(発展戦略)について、紹介させていただきます。
(タイトルが壮大ですが、ご容赦ください!)
沖縄のスタートアップエコシステム発展戦略は、地域経済の革新と持続可能な成長を目指し、スタートアップの支援とエコシステムの構築を中心に構築されています。この戦略は、日本政府の「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023改訂版」と「スタートアップ育成5年計画」、そして「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」を踏まえたものです。これにより、沖縄は国内外のステークホルダーと連携し、効果的かつ効率的なスタートアップ支援を進めています 。
具体的な戦略内容としては、スタートアップの創業から成長、さらにはExit(事業譲渡や株式公開など)に至るまでの段階を支援し、沖縄をスタートアップの国際的なハブへと変革する目的があります。この戦略では、地域内外の資金調達や技術、人材の流動を促進し、地域全体のイノベーション能力を高めることを目指しています。また、国内外のエコシステムとの接続を強化し、グローバルな視点から地域産業の振興を図っています 。
この戦略は、おきなわスタートアップ・エコシステム・コンソーシアムを中心に推進され、多くの地域企業や教育機関、政府機関が連携しています。オープンイノベーションの推進により、スタートアップが持つ新しい技術やアイデアが県内の産業成長を加速させることが期待されています 。
沖縄のスタートアップエコシステム発展戦略は、こちらの内容になります。
地元からグローバルへの展開を支援し、スタートアップの生態系を強化するための具体的な行動計画を提供しています。以下のポイントが中心となります
1. スタートアップの全段階にわたる支援
この戦略は、スタートアップの創業から成長、Exitまでの一貫したサポートを目指しています。効果的な支援体制を整備し、国内外のコミュニティを強化することで、エコシステムの高度化を推進します。
2. オープンイノベーションの推進
県内全ての企業と業界において、スタートアップが新たなビジネスの機会を生み出し、産業の活性化を促進するために、オープンイノベーションが重要視されています。これには、地域の企業や自治体との連携が含まれます。
3. 国内外への挑戦を見据えた環境整備
この戦略により、沖縄は国内外の市場に積極的に進出し、国内外のスタートアップエコシステムと連携を深めることが目指されています。これにより、沖縄からアジア市場へのビジネス展開が容易になります。
4. 目標の設定
戦略の具体的な目標として、資金調達額の増加、評価額100億円以上のスタートアップ数の増加、スタートアップ数の増加が設定されており、これによりエコシステムの成功を測定しようとしています 。
これらの取り組みは、沖縄が新たなイノベーションの中心地として、地域から世界への影響を拡大するための基盤を築くことを目指しています。
沖縄の豊かな文化、戦略的な地理的位置、そして全面的な支援体制が、スタートアップに新たな可能性をもたらし、世界への一歩を踏み出す絶好の場所となるでしょう。沖縄での冒険が、次世代のイノベーションを生み出すための力強い一歩になることを、私たちは心から応援したいと考えています。
5月30日の説明会は、こちらから。
https://peatix.com/event/3929021
本事業へのエントリーはこちらから。6/24(月)23:59まで
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