夢が飛び出すWINS5!3億9000万あったら何する?

月曜のWINS5で394,365,860円というWINS5史上4番目の高配当が飛び出しました。夢がありますね。的中率も回収率もハナクソみたいな宝くじに比べれば、遥かにマシでしょう。とは言っても億単位の高配当なぞ早々出るもんじゃありませんが。

WINS5は2011年より発売が開始され、当初の払戻金上限は2億とされていました。キャリーオーバーもそれなりに出て、配当も高額になるだろうと予想されましたが、実際はキャリーオーバーも少なく、1万円を切る配当も出るくらい不安定な馬券でした。夢は夢だが…当たればいいってわけじゃないという感覚ですね。

また、キャリーオーバーは発生する事自体が珍しく、2014年11月~2018年12月までの約4年間も発生しない事もありました。その後、2014年に払戻金上限が6億まで引き上げられ、翌年9月には3億、翌々年8月には4億を超える高配当が飛び出し、夢のある馬券を実感させるまでになります。

歴代の払戻金ランキングのトップは2019年2月の471,809,030円(人気は2-15-12-11-5)で、2位は2016年8月の420,127,890円(8-6-5-15-1)、3位は2015年9月の395,663,730円(4-11-3-10-13)、それに続くのが今回の394,365,860円(8-1-12-3-4)となります。

ざっと見ていくと、的中馬券には人気薄ばかりではなく1番人気などの人気サイドも含まれているのが特徴です。トップには2番人気が含まれていますし、2位にも1番人気、3位には3,4番人気が含まれています。最近の配当が二桁人気であっても相手が人気サイドだと万馬券にならないケースも多い事を考えると、WINS5は少々毛色が違う馬券なのかもしれません。

今回の馬券では、1,3,4番人気が絡んでいるにも関わらず、この高配当です。中身を見ると1レース目で8番人気が来て115,864票(全体の2%)が残ります。2レース目で1番人気が来るも残りは17,811票しか残りませんでした。ここが肝で、普通は1番人気が来ると半分、多い時は8割近くが残るんですが、今回は15%しか残りません。この1番人気リュウノユキナはオッズは同率でしたし、1番人気ながら4.7倍と押し出された感があるのですが。

そして3レース目で12番人気が来ると118票、0.6%しか残りません。全体から見るとわずか0.002%です。これで高配当は決まりました。後はどれくらいになるかという所ですが、4レース目で3番人気が来ると15票、12%が残ります。ここも配当を引き上げる一つの要因で、3番人気でも12%しか残らないのはなかなか無い結果であり、それだけ1,2番人気の外国人騎手への人気が厚かったのでしょう。だからこそ飛べば高配当になると。

最後は4番人気が来て残ったのは1票、6%の残りとなりました。まぁここは4番人気でも10倍以下が6頭、20倍以下が7頭の混戦だったので残しにくい場所なんですが、全体から見ると0.00001%と全くもってピンとこない数字になりました。結局、残票率を見てみると2%⇒15%⇒0.6%⇒12%⇒6%と人気に関わらず全く残らないケースであり、こういうケースだからこそ高配当になるのでしょうね。

そうなるとJRAには投票数を公開してほしいと思うんですよね。各レースの各馬にどれくらいマークされていますって出せると思うんですよ。そうすると例えば今回の1レースでヒルノマゼランを選択した場合、2レース目の各馬はこれだけ票数があります、3レース目はこれだけ…という形で。3連単のオッズで【軸馬1着⇒軸馬2着⇒軸馬3着で表示】って仕様をWINS5に準用して票数だけ見れるようにしたら、もっと狙いやすくなると思うんですがね。まぁJRA側にそこまでするメリットが無いので難しいか。

最後に3億9000万あったら何するか?と言えば、各地の競馬場のグルメを食べ歩きます。東京競馬場の西門外にある飲み屋にいつか行ってみたいですね。


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