データと直感の融合 富士Ｓ

・今週の気になる競馬ニュース

月曜の南部杯はレモンポップがペプチドナイルとの一騎打ちを制し、昨年に続く連覇を達成。地方ＧⅠ３勝目となりましたが、思った以上に詰められましたねぇ。決定的に海外が合わない感じですが、日本競馬のためという観点からすればドバイではなく米国に行ってみたら良い物差しになると思いません？ウシュバのように豪快に追い込むより、前に行って競り落とす競馬を高いレベルで見てみたいなぁ。まぁゴドルフィンだから難しいですが。

それからマスクトディーヴァが屈腱炎で引退ですって。最近、ＧⅠ馬クラスが屈腱炎になることは聞いても、それで引退と聞くケースが減っていたので、そうかぁ～・・と、なんだか懐かしい気持ちになりました。終いの脚はしっかりしていたので、残念ですね。お疲れ様です。

それと、先ほど東京３Ｒで川田が入線後に落馬し、以降乗り替わりとなりました。川田嫌いな私ですが、現地から届いた映像を見ると、真正面から地面に叩きつけられており、非常に危険な落ち方だったと思います。落ちた後、ゴロゴロと動けていたので、大事には至っていないようですが、あの落ち方は少しズレたら首の骨がいってもおかしくありません。

今年は騎手界隈で様々な厄災が降り注いでいる年なので、残り２ヵ月半となりましたが、安全には十分に注意し、精一杯の騎乗を見せて欲しいですね。

・先週の結果

先週は３日間の変則開催でした。ほんと６日間を３日で分けるなよなぁ。３場開催の３日間開催で９日間なら分かるけどさぁ・・バカなん？というか、そこまでして３日間開催する必要ある？経費ばかり掛かって、売上なんて微増程度だろうに。メリハリ無く、ダラダラと３日間競馬するのは皆キツイと思うよ。

さて、まず日曜の秋華賞からですが、事前予想は２・３番人気の単勝のみでした。HE複勝すらなく、そこまで期待値はあるが、そこまで高くないという馬券にほぼスルーでしたね。

結果も、チェルヴィニアが完勝して馬券はハズレ。ルメールが上手いというより紙一重の一戦でしたが、あのポジションを取れたのはいいものの、直線でコガネノソラ坂井瑠星が外へ外へと逃げなかったら前は壁だったわけで、わずか隙間を狙うか、さらに内が空くまで待たなければいけませんでした。ステレンボッシュも真後ろで隙間を狙ってくるので、そっちを抑えられても抜け出すのには時間が掛かったでしょう。

となると、外からぶっ飛んできたボンドガール武豊の切れ味に勝てたかどうかは非常に微妙なところです。おそらく３着のステレンボッシュと同程度のタイミングになったと思うので、僅差、もしくは２着に敗れていた可能性は高いでしょう。そういう意味では、坂井瑠星様々ってところでしょうか。武豊は運がなかったですね。

続いて月曜の府中牝馬Ｓですが、こちらの事前予想はHE複勝が１番ハーパー（出現率６２．５％）、５番ブレイディヴェーグ（同５７．１％）、８番コスタボニータ（同１００％）で、ワイドが１番人気（馬番８番以内）から３・４・５・７・１０番人気、３連複１番人気（馬番８番以内）を軸に２列目が２・３・１０番人気、３列目が４・５番人気（計６点）、さらに単複４・５番人気でした。

全部を買うわけではないと述べたとおり、実際に買ったのはHE複勝が１番ハーパー、単複４・５番人気でした。ワイドも手を出したかったのですが、手を広げすぎるより、狭く太くの方が利益が出そうなオッズだったので、こちらで勝負。

レースでは、５番人気ハーパーが良いスタートを切っものの、向こう正面に入るまで外を行かせる形で先団前に付け、４番人気フィアスプライドはその外に付けます。少し速い流れで良いポジションだと思っていたのですが、直線を向く頃にはズルズル後退するハーパーにムチが入るのを見て呆然とし、それならフィアスプライドはと確認すると、馬場の真ん中を突き抜けそうな雰囲気で一気にテンションが上がったと思ったら、坂上で外からブレイディヴェーグが一気に交わし、内からマスクトディーヴァも抜け、後方一気のシンティレーションにも交わされ４着まで。

いやぁ～・・・えぇ？？？という感情しかありません。離れた最下位に終わったハーパーの武豊は「どうしたのでしょうか・・・」と困惑気味に話していましたし、不可解といえば不可解な敗戦。戦績を見れば典型的な３歳まで頑張る牝馬なんですが、負けるにしてもこの負け方は予想外です。

フィアスプライドは良く頑張ってましたし、ミルコの騎乗に特に問題は無かっただけに、坂上で止まったのは距離なのかなぁと思います。惜しかった。

結局、日曜月曜は全敗という結果にしょぼーんどころの話ではありません。怒り狂って駐車場の木をバシバシ切ってしまいました。夏競馬の良かった点を秋競馬に繋げたかったのですが、とんだ急ブレーキです。誰のせいかって？そりゃ鈴木君とスマホでやらかした面々のせいです。

あぁ～・・・まだムラムラ、じゃなくてムカムカします。こんなんで今週冷静に競馬できるのかなぁ・・・

富士Ｓ

出現数上位（馬番）　対象2000～2023年（2002年を除く）23R
9番（7回）、14番（6回）、3・5・11番（5回）
1～6番（24回）、7～12番（26回）、13～18番（19回）
出現数上位（人気）
4人（11回）、1・2人（10回）、3人（9回）、5・6人（6回）
1～3番人気（29回）、4～6番人気（23回）、7～10番人気（7回）