JRA賞発表!予想の結果はいかに?

2019年のJRA賞が発表されました。先月末に予想した内容とどれだけ相違があるのか、合わせて見ていきましょう。

年度代表馬

大方の予想通りリスグラシューで決着しましたが、予想以上にアーモンドアイの票が少なく、わずか2票という結果に終わりました。アーモンドアイに投票したのは福島テレビの坂井有生記者、時事通信の木瀬大路記者でしたが、時事通信は1票のみしかないとりあえずの報道会社なので、競馬を良く知らない中でアーモンドアイでいいやって形になったんだろうけど、坂井記者には理由を聞きたいですね。

最優秀2歳牡馬

予想通り票が割れましたが、コントレイルが2/3を確保して受賞。サリオスは阪神JFのレコードで評価を下げたか、もしくは中距離の実績+日本レコードの方をより評価されたかってトコでしょうか。どちらも無敗ですが、将来性も加味された印象を受けます。

最優秀2歳牝馬

レシステンシア以外認めないんでしょう?

最優秀3歳牡馬

割れると思いましたけど、サートゥルとアドマイヤで割れるとはね。最後は人気投票で決着した印象を受けます。最も優秀だったのは3歳で海外古馬GⅠを制した馬じゃないって判断をされたのはどうかなと思います。年明け初戦で皐月賞を制したインパクトが強いとは言え、ダービーも天皇賞も馬券に絡めず終わっていますし、春より秋の成績がより評価される事を考えたらちょっと残念な結果ですね。

あと、やはりワールドプレミアは厳しかったし、人気薄とは言えロジャーバローズにこれだけ入るとは驚きです。クリソベリルもアメリカ三冠とかBCで良績残さないとダートでは難しいんでしょう。

最優秀3歳牝馬

ここも割れた印象がありますが、予想通りクロノジェネシスは一枚劣る感じなんですね。クラシックに重きを置かれてる印象を受けます。ただ、その桜花賞馬とオークス馬はいずれも秋は一戦のみ。前者は調整が順調とは言えず、NHKマイルの凡走から復帰が阪神Cまで伸びましたし、後者もあっちが痛い、こっちが痛いと順調さを欠き、結局エリザベス女王杯3着ではどんぐりの背比べですね。いずれも100票に届かないと思ったんですが、そこは年末の阪神Cでの圧勝という印象がプラスに働いてグランアレグリアの受賞となりました。

最優秀4歳以上牡馬

今年最も難しかった部門はウインブライトが受賞。短距離部門からインディチャンプが猛追しましたが18票差で届かず。まぁ今年は複数GⅠ制覇が短距離組しか居ませんでしたし、ウインブライトは香港GⅠ2勝なので、敬遠する記者も多いんじゃないかと思いましたが、ほぼ予想通りの結果でした。

あと、調べてみたら今は該当馬なしにはならないみたいですね。投票数の1/3に満たない場合は審査委員会が受賞馬を決めるそうです。そもそも1/3だと92票なので、これを取れないケースはほぼ無いと思いますが、今年のウインブライト、インディチャンプがGⅠ1勝だったら可能性はあったかもしれませんね。

最優秀4歳以上牝馬

年度代表馬と同じくリスグラシューが受賞したのはいいんですが、アーモンドアイ票が2票から3票に増えていたのが面白かったです。調べてみたら年度代表馬部門でクリソベリルに投票したデイリーの関口秀之記者がアーモンドアイに投票してました。一貫して筋を通した投票のようで批難する事は難しいと思います。

最優秀短距離馬

ここも予想通りインディチャンプで決着。3歳以上牡馬でアドマイヤマーズに入れなかった人はここで入れるかと思いましたが、思った以上に票数が少なかったのが意外でした。春秋マイル王の壁は簡単に破れませんね。

最優秀ダートホース

ここも予想通りクリソベリルが圧勝。インティは鼻にも引っ掛からなかったです。オメガパフューム4票もかなり意外でしたが、東京大賞典を見てから決めたのかな。一応国際GⅠだしね。

特別賞

ディアドラ無かったかぁ~いやいや良く頑張りましたで賞くらいあげましょうよ。欧州GⅠ勝ったのはエイシンヒカリ以来6頭目だし、中距離ならエルコン、エイシンに続き牝馬初の快挙なんだからさ。長期滞在で日本では一戦しか走ってないけど海外馬券で貢献したんだし、そういう所を表彰するのがJRA賞の意義なんじゃないの?


という事で、予想を濁した最優秀3歳牡馬を除いた8部門中7部門で予想が的中しました。馬券の方もこれくらいの的中率だったら良かったんですが、どうも分析はできても予想は下手クソみたいで…どうやったら予想が上手くなるのか教えてほしいですね。

JRA賞を予想したノートは下記の通りなんで、褒めて頂けるのであればスキの一つでも下さい。
https://note.com/boost_quinty/n/nc119effd70cd


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