事故が止まらない。お祓いが必要だ!
日曜の小倉で、横山武史が馬場入場後に放馬で落馬し、6R以降を乗り替わりとなりました。怪我の内容は腹部打撲で比較的軽いものですが、落馬による事故、怪我が絶えませんね。
前日の土曜中山の障害戦では、落馬転倒した馬に保定している関係者にレース中の馬が突っ込む事件がありました。土曜の中山は小雪が舞う天候で視界が悪い事もありましたが、スタート直後の障害で後方の馬が落馬、2週目の1コーナーから障害までの距離の短さ、カラーコーンのみの誘導、生垣で転倒した馬が見えないなど複合的な要素による事故でした。
落馬転倒した馬に対する保定も一般レースと障害戦では違いますし、障害戦で落馬転倒があれば各障害の向こうに転倒した馬がいる可能性も考えなければいけません。馬も自ら避けようとするので、保定中に馬が来たら転倒した馬から離れないようにすればぶつかる可能性は低くなるでしょう。そうした部分をもっと煮詰めてマニュアルの改正に取り組んで欲しいと思います。
あと、ぶつかった騎手のコメントもマスコミと馬主の間で変わっており、おそらく見えない力があちらこちらで動いているように思えます。というかレース不成立になるかと思ったんですが、JRAはそこまでではなかったと判断したわけで、そういう部分の説明もほしいところです。
にしても騎手は災難続きですね。横山武のように軽度ならともかく、大塚のように頭やると命や後遺症が残りますから。ただ、大塚は会話できるようになったと続報がありました。良かったですね。頭やってるんですぐにリハビリというわけじゃなさそうですが、復帰を目標にするという事でした。
先週落馬した菅原明良は右大腿骨頸部骨折、腰部打撲傷、背部打撲傷で全治3ヶ月程度だそうです。足はバランスに影響するので慎重に復帰をしてもらいたいですね。
それと戸崎が再手術するとの報道もありました。悪化したのか、と一瞬心配になりましたが、どうやら回復促進を目的としてプレートを入れるようです。春のGⅠ戦線に間に合えばいいですが、レーンが居るだろうし無理して復帰⇒悪化とかにならんようにしてほしいです。
その他の騎手関係のニュースと言えば、ミカエル・ミシェルが23日に来日するそうです。地方がお祭り騒ぎになりそうですね。南関東はナイターも多いし、仕事帰りのおっちゃん達が殺到しそうな気もする。藤田の時より酷くなりそうで怖いです。
その藤田は、2/28にサウジアラビアの騎手招待に、3/8にはスペインの騎手招待に参戦するそうです。さすがJRAがこれだけ持ち上げてる女性騎手だけあります。今年もあちらこちらに飛び回って名前を売る事でしょう。ただ、JRAで勝つ事が基本ですからね。JRAではダート重賞1勝のみの若手ですから足場をしっかりと固める事も大切です。