今週でラストのヒューイは大暴れできるのか?
今週でライル・ヒューイットソンが短期免許を終えます。3/7から5/4までの2ヶ月間の騎乗でしたが、全ての期間が無観客競馬という非常に残念な経験となってしまいました。仕方ないとは言え、これは可哀相だ。そこで今週末はヒューイを応援しようキャンペーンを自分の中で実施する事にしました。どうなるかは分かりませんが、短期免許の最終週はどんなペッポコでも勝つ!という格言を信じてマーチンゲールの法則で行ってみます(爆)
さて、私がまとめたデータによると、先週までのヒューイの成績は14-14-13-90で勝率10.7%、3着内率31.3%となっています。今年来日した5人(期間の短いレーンは除く)の中ではシュタルケと同じくらいですね。単勝回収率は79.3%と低めなのは、マーフィーやシュタルケは100回弱の騎乗数で126.4%、132%を叩き出しているのに対し、ヒューイは既に131回も騎乗しているからでしょう。
また、1~7番人気と人気を問わず勝利を挙げている点はシュタルケ以上ではないでしょうか。1~10番人気の勝利数を見てみると上から
シュタルケ 2-2-2-0-1-0-1-1-1-0
ヒューイ 5-1-3-1-2-1-1-0-0-0
となっています。シュタルケは満遍なく勝ってはいますがそこまで勝利数は多くないのに対し、ヒューイは人気馬で多く勝つけど中穴でも勝つ、という印象を受けます。ヒューイが回収率や3着内率が低いのは騎乗数のせいとするなら、ヒューイの実力はシュタルケと堂々、もしくはそれ以上という事になりますね。勝巳氏は良い人材を見つけたもんです。
報道によれば来年もまた来日すると話しており、今から来年が楽しみになります。次こそはレーンを食うような活躍を見せて欲しいです。ただ、関東騎手はマーフィーに続き、受難の時代となると思いますが。
それから騎手の話として岩田、松山の続報が入ってきました。一番怪我が酷いと予想された岩田は右上腕部骨折、肋骨骨折、肺気胸と診断され、全治は未定だそうです。肺気胸は肺が萎んで息ができなくなるわけで、一歩間違えてたら陸上で窒息死の可能性もある怖い怪我です。安静にして治るほど軽ければ良いですが、そうでなければ吸い込んだ空気を外に出すための処置が必要で、短期間で直るのは難しいのではないでしょうか。本人は2ヶ月後の復帰を目指すとのコメントを出しましたが、夏競馬中に復帰できれば良いくらいの気持ちでいた方が、精神的にも肉体的にも良いと思いますね。
松山の方は仙骨の骨折と診断されたそうですが、仙骨ってドコだっけ?骨盤の一部だったか?何でも日常生活には支障はないとコメントしているので、今週の騎乗は取り止めるが来週以降は乗れるかもね?との事でした。こちらは大きな怪我じゃなくて一安心です。
今年は落馬負傷が多いです。忘れがちですが、今年は年明けからバンバン落ちていて今も休業中の騎手もいますからね。早期復帰できた人が多かったの2は不幸中の幸いですよホントに。開催変わりは注意が必要ですし、来週はローカルが新潟に変わりますから、ますます注意してほしいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?