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データと直感の融合 スワンS&アルテミスS

・今週の気になる競馬ニュース

今週は忙しすぎてニュースを見る時間すら取れず、全く競馬関連の動きが入っていません。辛うじて分かるのはC・デムーロが来日したことくらいでしょうか。

まぁねぇ・・・また短期免許組かぁ・・・って思いますよそりゃ。2年振りの来日となる今年は、12月25日まで2ヵ月の参戦で、今週は早速23鞍に騎乗予定。

23鞍ぁ?!?!?!?!


ちょっと待ってよ車屋レディース、何なんすかコレ。こういう事してるから若手どころか日本人騎手の乗鞍が無くなるんでしょうに。C・デムーロは私が押さえている2014年以降の短期免許のデータにおいて、年間最多勝を3回、最高勝率を2回とそこら辺の短期免許組より遥かに良い騎手ですよ。

気持ちは分かります。みんな乗せたいし、みんな勝ちたいし、騎手の競争原理からすれば当然でしょう。ただ、短期免許制度は公平な競争原理ではないですよね。世界でもトップクラスの騎手しか来日できないわけで、その騎手が日本競馬で何年もコツコツと信頼を構築し、技術を磨いてきた若手をはじめとした日本人騎手と同じ土俵で争っていると本気で思っているのでしょうか。

それは違うでしょう。例えば、重賞において佐々木大輔騎手とC・デムーロどちらを乗せるかってなれば断然後者でしょう。好きな方を選んでいいと言われたら100人中95人くらいは後者を乗せますよ。デビュー3年目でリーディング11位、今年重賞3勝の活躍を見せる佐々木大輔ですら相手にならないのだから、それ以外の若手騎手は相手にもされないと考えるのは自然なことですよね。

和田や吉田兄のように、良い馬に巡り合えて成長する騎手はたくさんいますが、今はそれすら許されないのです。この日本競馬では。

ディアナザールを奪われた団野大成はどんな気持ちでしょうか。
ブルックリンダンスを奪われた亀田は?
カリーニョの小沢は?
マンデヴィラの小崎は?
ミエスペランサの西村は?

相棒と飛躍できたかもしれない未来は、傭兵によってことごとく奪われてしまいます。それで次の芽を育てられるのでしょうか。


もちろん、この件でC・デムーロは全く悪くありません。権利を行使し、依頼を受けたから全力で騎乗する、騎手として当たり前のことです。しかし、これが公平な競争原理の下で争われているとは、私には思えないのです。社会における公正取引委員会のようなものがありませんからね。やったもん勝ちなんですよ。

だからこそ、短期免許制度は改革が必要なのです。日本人騎手の技術向上という当初の目的は既に廃れ、残ったのは国際交流という建前の傭兵制度です。今年のレーンの単発来日を見れば、それが国際交流ではないことは明白でしょう。傭兵なんですよ彼らは。

私が昔から述べているように、短期免許組は騎乗制限を掛けるべきです。一日6鞍、1節10鞍とか、免許交付は一回最大6週間、年間12週間までとか、新馬戦は騎乗できないとか。日本人騎手の優遇ではなく、共存を目指すべきです。それが日本競馬の繁栄に繋がるのです。

特殊法人だからといって、お上(行政)と同じようなことせんでもいいのですよ。日本人を大切にしましょうよ。日本競馬を支えているのは、短期免許組じゃないのだから。


・先週の結果

先週は予定が狂って菊花賞をパスし、富士Sのみの参戦でした。事前予想は、HE複勝が9番レッドモンレーヴ、ワイドが4番人気から1・2・3・6・7番人気、3番人気から1・2・4・5番人気の二通りでしたが、HE複勝と被った3番人気の方をチョイス。

でもレースは見れなかったんですよね~ホント予定が狂う狂う・・・なんなの選挙って。やっとこさ家に帰ってレース映像見ようかと思ったら、間違えてレース結果押しちゃって外れたのが分かる結果が目に飛び込んできて・・そっと画面を閉じましたよねぇ・・・・

気を取り直してレースを見たら、軸のレッドモンレーヴ君は出遅れから最後方追走。まぁいつも通り後方からなのはいいですが、4角からの手応えが怪しくて、坂下でも鞍上の手が動いてなかったのも見て、いくらなんでもコレは・・・と思いました。親父そっくりな乗り方です。東京巧者でこれは良くない。


あと富士Sと関係ないのですが、日曜のブラジルCにおいてHE複勝の対象が12番だったのです。しかも10番人気以上という条件で。オッズを見た時は10番人気だったので、トップハンデでしたし、買いたいけど買えないなぁと思ってたのですが・・・来たよ頭で。腹立つとかの問題じゃないですよね。最終的に8番人気でしたが、それでも単勝18.1倍ですし、相手が1番人気でも馬連37.4倍ですからねぇ。ちょっと買えば十分美味しいご飯が食べれたのに・・・買うと来ないで、買わないと来るのは・・・もう耳タコですよ・・・


秋競馬が本格化した10月からは、夏競馬の好調さが嘘のような敗戦が続き、にっちもさっちもいきません。流れを止めるためにも硬い硬い天皇賞・秋を仕留めてV字回復を狙わないとジャパンCまで持たないぞ?


アルテミスS

出現数上位(馬番) 対象2012~2023年 12R
3・6・8番(4回)、9・13番(3回)
1~6番(16回)、7~12番(12回)、13~18番(8回)
出現数上位(人気)
1・2人(8回)、5・6人(4回)、4人(3回)、3・7人(2回)
1~3番人気(18回)、4~6番人気(11回)、7~10番人気(4回)

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