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データと直感の融合 すみれS&仁川S

・今週の気になる競馬ニュース

今日から3月ですが、例の騎手免許の更新を失敗した小林勝をJRAがどう扱うかという点について、2月28日16時の時点ではまだ現役騎手とされていましたが、3月1日付のJRAのHPを確認すると引退騎手扱いになってましたね。これはそういう事なんでしょう。責任を取らせたという事で、再取得も難しそうです。

今後は、外厩や育成牧場などで働くか、海外で免許を取るか、はたまた別の道へ進むか。まだ22歳ですからね。騎手としての腕は海外のポンコツに比べればマシでしょうし、数年は海外に行ってみるのもアリかもしれません。彼の今後が明るいものとなればいいですね。


一方、昨年5月31日から今年2月28日まで9ヵ月間の騎乗停止となっていた水沼は、今週から復帰できるようです。小倉で障害含めて6鞍に騎乗する予定だそうですが、障害騎乗を始めててよかったですよね。怪我のリスクが高い障害騎手は囲い込みがスゴいらしいですし、若手なら突き放すより支えてあげたいでしょうから。ともかく「信頼はない」ではなく「信頼は大きくマイナス」という状態からの復帰ですから、頑張ってほしいですね。


・先週の結果

先週は3つの重賞、1つのリステッドに参戦予定でした。まずは土曜のダイヤモンドSから。事前予想はHE複勝が13番シルブロン(出現率100%)と、複勝2番人気(1~4番)でした。ただ、記事で述べた通り、HE複勝はデータ数が少ないので信用できずスルー。複勝も同様に出現率62.5%を狙うかは微妙なところで、今年のテーマである堅実性を高めるには適合していないためスルーしました。今年はスルー多いけど、テーマを遵守するためには仕方ないよなぁ。

レースは長くなるので割愛しますが、HE複勝のシルブロンは12着、複勝のワープスピードはクビ差の4着と大ハズレ。ワープスピードは3~4角から仕掛けて行った分、最後は止まった感じですね。勝ち馬と一騎打ちで付いて行きたかったのでしょうが、直線もフラフラしていましたし、結果的には仕掛けが早かったということかな。買わなくて正解です。直感が無くても買わなかったので、良くできたと褒めてあげたい。


続いて土曜のヒヤシンスSですが、事前予想はHE複勝が3番プロミストジーン(出現率80.0%)、複勝が1番人気(2~9番)と同(2.9倍以下)人気でした。複勝の後者は1.5~1.9倍は対象外なので気持ち半々でした。

レースは少頭数でしたが縦長の展開で平均以下の緩いペースで進み、1番人気ルクソールカフェは中団外に付けて無難に周り、3番プロミスジーンは最後方から一気を試みます。直線では1番人気ルクソールカフェが好位抜け出しの横綱相撲で1着。3番プロミスジーンは良い脚を見せたものの半馬身届かず2着まで。HE複勝と複勝は両方当たりましたが、スルー推奨だったので少額しか投資してない・・・


切り替えて小倉大賞典ですが、こちらの事前予想はHE複勝が7番エピファニー(出現率100%)、複勝が10・11番人気(50倍未満)でした。記事内で述べた通り、今年のテーマは堅実性を高めるですからエピファニーはともかく複勝は買いたくありません。

レースは、良いスタートを切ったエピファニーでしたが中団に控えます。前がビュンビュン飛ばすペースだったので、これは間違ってない。ただ、トップハンデですし、短い直線を考えれば早めにポジション確保して末脚を伸ばしたいところだったのに、4角手前まで動きませんでしたね。しかも荒れた内を通り、外も塞がれていたのは苦しく、反応ももうひとつでしたから5着に敗れるのは仕方ないですね。直前まで5.2倍の1番人気、ただし鞍上杉原の時点で止める選択肢が無かったのが悪い。残念無念。


最後にフェアリーSですが、事前予想はHE複勝が14番ミッキーファイト(出現率83.3%)で、複勝は1番人気(9番外)、ワイドは同軸で2・3・4・6番人気が相手でした。ミッキーファイトはどちらも該当していたので、ここは勝負。

レースは横一線のスタートでしたが、外枠は前に行かず控え、内枠が先手を主張した形に。前が団子で後ろがバラバラッとした展開で3F35.0秒のゆったりペースで進み、そのまま直線に向きます。前を行く3頭を、出負けしながらポジションを上げ、2列目外から迫った2番人気コスタノヴァが襲い掛かり、その1列後ろの外でコスタノヴァを見ながら仕掛けたミッキーファイト。

どちらも好位で突き抜ける感じでしたが、前者はその通りに抜け出しを図ったのに対し、ミッキーファイトは1800以上しか走ってないせいか反応イマイチで、ずっと最内の経済コースを回ったサンライズジパングに2着をさらわれ、3着もあやうくペプチドナイルに拾われそうになる始末。最後は地力で抑え込んだのはいいですが、非常に怖い一戦でした。

馬券はHE複勝と複勝、ワイドは的中しましたが、5番人気は抜けていたので回収率は控えめ。もうちょい欲しかったなぁ。


というわけで、4戦2勝1敗1ノーコンテストという形になりましたが、小倉大賞典はいただけないなぁ。何度も言いますが、今年のテーマは堅実性を高めるですから、怪しいと思ったところに突っ込んではイカンのです。前にもスルーするのは大変、テーマのために当たってるのに買えない、などと申しておりましたが、そこを緩めるとあっという間に支出が増えて回収率が下がるんですよね。分かってます。だからこそ、ここは買ってはいけなかったのになぁ。

まぁともかく、利益は出ていますし、2ヵ月の年初開催は十分な成績だったと思いますが、今週から始まる春競馬でどのように変化するかは怖いですね。今年のテーマを破らないように、慎重に予想を進めていきたいところです。


すみれS

出現数上位(馬番) 対象2000~2024年 25R
6番(11回)、3・5番(10回)、1番(9回)、4・8番(8回)
1~5番(44回)、6~10番(30回)、11~16番(1回)
出現数上位(人気)
1人(20回)、2人(13回)、4人(12回)、3人(9回)、6人(8回)
1~3番人気(42回)、4~6番人気(25回)、7~10番人気(7回)

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