データと直感の融合 優駿牝馬(オークス)

JRAは、仙台市に競馬中継を核とする新施設の開設を計画しているとの話があります。既に馬券販売の9割が電話・ネットによるものであり、従来の場外馬券場は必要ないという事でしょうね。

河北新報社によると、仙台市青葉区中央2丁目のテナントビルの1階（広さ、約400平方メートル）が候補となっており、大型画面や競馬場の臨場感を再現する音響施設を備え、来場者が競馬中継の映像を見られるようになるそうで、収容人数は数十人から100人程度を想定しており、競馬未経験の若者層の集客を目指すとの事です。

当然、施設の利用は無料ですが、有料個室の計画もあるそうです。ただ、飲食物の提供は無く、持ち込み可で対応するとの事です。無料のお茶とか水は無さそうですね。

ぶっちゃけWINSに代わり、こういう施設があるのであれば行きたいですよねぇ。自宅で競馬をするのも良いですが、臨場感が味わいたい時もありますし、家人に邪魔されず競馬を楽しみたい、出先でリアルタイムでレースを見たいという時に非常にありがたい施設になると思います。

ただJRA広報部は「馬券の発売は伴わずに仙台地域におけるJRAの認知度向上を図る施設として、まさに進行中の計画であり、現段階では詳細は決定していない」との事です。開業は10月を計画しているとの話があるのに、まだ計画中だってさ。でもね、競馬施設のない仙台に1号店を構えるわけだから、決定事項のようなもんでしょう。そこがうまくいけば全国各地にも同じような施設を作ってくれませんかね。仙台市幹部も「馬券販売を伴わない映像提供施設と聞いており、開設に必要な特別な行政手続きはない。中心部のにぎわい創出に合致する面はある」とコメントしていますし、期待しています。