見出し画像

データと直感の融合 オールカマー

・今週の気になる競馬ニュース

今年の安田記念を制したロマンティックウォリアーが、今シーズンの始動を開始したとのニュースがありましたが、どうやら3連覇のかかる香港Cの後はサウジC&ドバイワールドCの招待を受けたようですね。管理するシャム調教師はサウジCの招待を受けたことを認めた上で、サウジ、ドバイに出走させるつもりだとコメントし、さらにドバイの後は直接日本へ輸送できるかJRAと話し合っていると明かしました。5~6ヵ月の長い遠征になると話しているので、2年連続での来日もありそうですね。


それから14日に落馬負傷した菱田について、左上腕骨骨幹部骨折、右膝関節内側側副じん帯損傷、右大腿骨骨挫傷、肺挫傷と診断されたそうです。思った以上に悪いかなと思っていましが、左上腕骨についてはらせん状に骨折線が入っていたものの骨のずれなどはなく、右膝の内側側副じん帯に損傷があったものの十字じん帯までは損傷しておらず、いずれも手術の必要はないそうで、1ヵ月ほどで動かせるそうです。無事で良かったですし、頑張ればジャパンCに間に合いそうなので期待してます。


あと・・書くのもなぁ~と思ったのですが、あの『顔が良いだけの問題児』ミカエル・ミシェル騎手がNARで騎乗するそうです。期間は10月7日~12月まで間とのことですが、もう日本来んなよ・・・と思ったのは私だけでしょうか。

自身のSNSに「だいすきなにほんでレーシングします」と投稿したみたいですが、JRAの通年免許を受けるんでしたっけ?3回目?日本語の勉強を一生懸命してますとか言ってませんでしたっけ?その結果が、ひらがなの投稿なん?しかも騎乗とか、乗りますとかじゃなくてレーシング?本当に日本語の勉強してます?

まぁもう書くのも面倒なくらいですが、彼女の事はこちらに書き殴っていますので、どうぞご覧ください。


・先週の結果

先週は3日間開催でしたが、参戦できたのはセントライト記念だけでした。ホントに2場開催の3日間開催とか止めて欲しいですよね。3場開催の2日間開催なら忙しいものの、3連休のうち丸一日は使えるのですが、3連休で3日開催なら休みはありません。また、女性騎手の騎乗馬が少ないなんて声がネット上で上がってましたが、ただでさえ若手は2場開催で乗鞍の少なくなっているのに、それを3日開催になったら騎乗馬なんてありませんよ。

よく考えてみてください。3日開催なら騎手が乗れる騎乗数はどんなに多くても36鞍です。障害を除いたってリーディング上位の騎手なら3日開催で最大30鞍以上乗れることも可能です。しかし、2場開催なら乗れても20鞍ちょっとであり、その分、玉突きのように若手騎手まで騎乗馬が回ります。JRAとしては3日開催で目一杯金を落として欲しいでしょうが、通常の2日開催との売上差なんてJRA全体の売上からしたら微々たるもんでしょうし、その売上を得るために若手騎手の騎乗機会を奪う形になっているわけで、それは世間では弊害というのではないでしょうか。

よくネット上でも腕が評価される競争は当然だ、みたいな話はありますが、その理屈なら例えば、新卒の新入社員はベテラン社員より仕事ができないわけだから、仕事ができるようになるまでほとんど仕事を振らないというのと同じだと思うのですよ。プロスポーツの世界でも、若手はまだまだ甘いが伸び代があるからベテランよりチャンスを与えようという動きは当然のようにありますが、それはおかしいと言ってるのと同じじゃないですかね。

ようは未来への投資なんですよ教育というのは。JRAの場合は、腕前が確かな騎手がゴロゴロ居て、それらが切磋琢磨して発展していく形を日本競馬界全体の利益と考えるべきで、そのためにはJRAが入口を狭めているJRA騎手への道をくぐり抜けた若手騎手を、確かな腕前を持つ騎手になるよう育てる必要があります。決して有名で腕のある外国人騎手を移籍させることで国内競馬を盛り上げればいいだろ、なんて考えてはいけません。

だからこそ主催者側でできる限りの方策を取るべきなんですが、やってることは逆ですよね。秋競馬前に良い競馬を見せた若手騎手をアクシデントによる主戦不在時に乗せてみるか、なんて関係者がいるかもしれません。そのためには何よりも多くの騎手が実戦で乗る機会を与える必要があります。しかし、短期免許制度の改悪や、この2場3日間開催のように、若手騎手の騎乗機会を奪うような形ばかり取っているように見えるのです私には。ただ単に若手騎手競走をいくつか用意すれば良い、ではなく、【継続して実戦で騎乗する機会】を関係者が作れるように親分が動く事が、組織が永続的、発展的に存続していくために必要なことではないでしょうか。平場に限定した継続騎乗奨励手当なんかを導入すれば、平場でコロコロ乗り替わりになるケースは減少すると思いますよ。

つまり、武豊が引退したら競馬人気終わりかねないぞ!!!ということですね。


長くなりましたが閑話休題


セントライト記念の事前予想ですが、隠し要素込みの複勝が4番ルカランフィースト(出現率62.5%)と9番アスクカムオンモア(出現率83.3%)、ワイドが2番人気アーバンシックから1番人気と3番人気へ、馬連が1、2番人気の組み合わせの計5点でした。

ガチガチの人気なのは仕方ありません。セントライト記念は少し荒れるレースですが、近年は比較的堅い傾向にありますし、内側に入った2番人気は出現率64.3%に改善され、さらにその場合の相手は人気サイドばかりなので、点数を減らして手堅く行く感じになりました。

レースは、スタートから先手を主張した3番人気エコロヴァルツと4番人気ヤマニンアドホックが競り合いながら進み、軸のアーバンシックは中団前目に付け、1番人気のコスモキュランダは逆に後方から。向こう正面で縦長の展開となり、ヤマニンアドホックが先頭を奪って最初の1000mを60.5秒で通過すると、3~4角で後方に居たコスモキュランダがまくり気味に上がって行きます。他馬も呼応するように手が動きますが、アーバンシックは内でジッとして動きません。

直線では、早々に先頭に立ったコスモキュランダが横綱相撲で完勝かと思ったところに、ポッカリ空いた内から抜けたアーバンシックが襲い掛かり、坂上で一気に抜け出し1着。強襲に遭ったコスモキュランダが2着で、一度は下がったエコロヴァルツが盛り返して3着となり、馬券は的中。これは完勝と言っていいのではないでしょうか笑

人気サイドの決着を見越して少ない点数で仕留めたわけですし、別枠の隠し要素込みの複勝を除けば全的中でしょ。5点で1220円ですし、回収率から見ても上出来じゃないでしょうかね。夏競馬以降続いている好調さはまだあるみたいですし、買わない馬券もしっかりと見極められていますし、これが秋競馬の本番まで続けばいいなぁ。


オールカマー

出現数上位(馬番) 対象2000~2023年(2002・2014年を除く)22R
4番(9回)、2番(8回)、1番(7回)、5・8番(6回)、3・7・9番(5回)
1~5番(35回)、6~10番(23回)、11~16番(8回)
出現数上位(人気)
1人(13回)、3人(11回)、2・6人(10回)、4・5人(7回)
1~3番人気(34回)、4~6番人気(24回)、7~10番人気(8回)

ここから先は

697字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?