福元大輔騎手 二冠達成!!
カナダに拠点をおいて活躍する日本人騎手の福元大輔騎手が、カナダ三冠競走の第2戦に該当するプリンスオブウェールズS(D1900m 国際格付なし)で隻眼の競走馬マイティハートに騎乗し、好位抜け出しで勝利しました。9/12のクイーンズプレートS(加ダービー)に続く勝利で、見事にカナダ二冠を達成しました。
いや素晴らしい。日本人騎手の活躍もそうですが、単純に三冠レースで二冠を獲るって事は素晴らしい事だと思います。日本でも数多の二冠馬が存在しますが、何だかんだで聞けば思い出す程度の知名度はありますからね。カナダ競馬の歴史に名を刻んだ事は素直に称賛したいと思います。
福元騎手のコメント『多くの人がマイティハートに期待をかけてくれていたし、自分も期待していた。彼はやってくれました。とてもうれしいです。』
管理調教師のキャロル師のコメント『ジョッキーには他に行く馬がいると思っていましたし、簡単にはハナには立てないと伝えました。彼らに気を取られず自分の競馬をしてほしいと話しました。彼はうまく乗ってくれましたし、パニックにも、ナーバスにもならず、この馬の競馬をしてくれました』
こうなると気になるのが三冠達成なるか?という点ですが、カナダの三冠レースは加ダービーのクイーンズプレートS、今回勝利したプリンスオブウェールズS(英国に同名の国際GⅠあり)、最終関門のブリーダーズS(芝2400m)で行われます。いずれのレースも国際格付けはありませんが、通常6~8月の短期間でオールウェザー、ダート、芝を全てクリアできないと三冠が取れないという過酷な条件ですので、以外と価値があるかもしれません。まぁ国際格付けを得られない理由が【カナダ産馬限定戦】らしいので、格付けがないからと言って種牡馬としての価値が無いとまではいかないようですが。
いずれにしろ勝てば2003年のワンド以来、17年ぶりの三冠馬が誕生する事になりますので、10/24のブリーダーズSが楽しみですね。