週刊青井 #240118
週刊青井は、booost technologiesの代表青井がネットゼロ、ESG、サステナビリティの分野において、気になるニュースをPickし、皆さんにお届けするコーナーです。
今号のPICK UP
東証が2025年に英文開示を義務化 プライム企業が1600社対象に
東京証券取引所が、2025年3月からプライム市場に上場する全約1600社に重要情報の英文開示を義務づけることを発表しました。決算情報などから、日本文と英文の同時開示を求め、海外投資家が判断しやすい環境を整えるとのことです。
GRIの生物多様性に関する標準の改訂
2024年1月後半、GRIは2年間の開発期間を経て、GRI304「生物多様性2016」を更新、拡張、置換するGRI101「生物多様性2024」を公表します。
新しい生物多様性基準における開示は、昆明・モントリオール生物多様性グローバルフレームワークの目標とターゲットに沿ったものであり、生物多様性と生態系に関するTNFDの勧告とESRSの基準とも一致しています。
本件に関するウェビナーも予定されています。(詳細は下記よりご確認ください。)
TNFD が早期導入者の最初のグループを発表
2024年1月16日、TNFDは早期導入者の第一期生を発表しました。
これらは、2024会計年度(またはそれ以前)または2025会計年度までに、TNFD勧告に沿った開示を企業報告の中で開始する意向のある組織(報告書作成者)です。
日本は、81の組織が公表されています。
今週より週刊青井の投稿を再開いたします。
本年もどうぞよろしくお願いします。