サステナブル・Techカンパニーの“SX委員会”奮闘記!サステナビリティレポート公開までの裏側 #2
この奮闘記は、サステナブル・Techカンパニーのbooost technologiesに発足した「SX委員会」の裏側を綴った連載です。スタートアップでありながら、来たるサステナビリティ情報開示の義務化に先駆け、自社製品やサービスを活用しながらサステナビリティレポート作成に取り組み、公開するまでの出来事やtipsを紹介します。
#2 SX委員会発足の背景
みなさん、こんにちは!booost technologies SX委員会のNです。
今回は、booostにSX委員会が発足した背景をお話したいと思います。
SX委員会が発足したのは2023年7月のことですが、それまでにも人事、財務、情シスなど各部門、そして全社的な活動を通じて、サステナビリティへの取り組みは実施されていました。
例えば 、ペットボトルを廃止しウォーターサーバーの導入を行う、男性の育休取得を促進するという基本的な改善、それから有志のメンバーで取り組む自社プロダクトを活用したCO2排出量算定(今後ご紹介予定)、booostのオリジナルTシャツ作成時のCFP算定です。
日本のGX・SXをbooost(加速)させるという当社の事業に加えて、自社の変革も推進すべきという方針のもと2022年の後半頃から様々な施策が少しずつ走り始めました。
社内からは、SX施策の中で自社のプロダクトやコンサルティングを活用し、顧客のペインを理解し、製品・サービス・セールスに活かしたいとの声も上がりました。SXへの取り組みが、社会が上場企業に求めるレベルの活動を先んじて“実践する場“としての役割を担うようになりました。
また一方で、GXリーグや再エネ100宣言 RE Action への参画、SBTの認証取得 、国連グローバル・コンパクトへの署名賛同などの話も進み、社内の明確な目標数値設・戦略および推進体制を対外的に公表する機会が増えてきました。
このような背景から、ガバナンスの体制を整える重要性が高まり「SX委員会」を設置することになりました。ガバナンスを効かせることで、SXのさらなる効率化を図るとともに、正しく企業価値を向上させてステークホルダーへのアピールに繋げる狙いです。
次回は、自社のCO2排出量算定について紹介する予定です!
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