週刊青井 #230704
週刊青井は、booost technologiesの代表青井がネットゼロ、ESG、サステナビリティの分野において、気になるニュースをPickし、毎週に皆さんにお届けするコーナーです。
PICK UP1
JPX : カーボン・クレジット市場の利用規約の公表及び参加者登録を開始
2023年10月からのカーボンクレジット取引の本格運用開始に向け、国から委託を受けているJPXより、カーボンクレジット市場の利用規約、参加者登録が開始されました。
今後、取引商品はJクレジットだけでなく、JCMやボランタリークレジットへ拡張予定です。弊社としても市場への参画を予定しています。
PICK UP2
日本のCCS事業への本格始動
JOGMECが「先進的CCS事業」を選定
政府の「GX実現に向けた基本方針」に基づき、「先進的CCS事業」の取り組みとして、2030年までに開始する事業として7案件の選定がなされました。
※CCS:Carbon dioxide Capture and Storage(二酸化炭素回収・貯留)の略。
2030年までに合計で年間600~1,200万トンのCO2を貯留することを目標としており、この7件(うち5案件が国内での貯留、残り2案件がアジア大洋州での貯留を想定)で約1,300万トンの確保を目指すとのことで、2050年時点で年間約1.2から2.4億トンのCO2貯留を可能となります。
今後、GHGプロトコルとの整合や法令整備等の対応が求められます。
PICK UP3
メキシコで熱波3週間、熱中症などで少なくとも100人死亡
6月29日、メキシコ各地で気温が50度近くに達し、保健省によると、過去2週間で少なくとも100人が熱中症などで死亡したとのことです。熱波は3週間に及んでおり、記録的な需要で電力が逼迫し、一部地域では休校措置が取られるなどしているそう。
日本でも以下のニュースが報じられています。
気象庁が発表する6月の平均気温は、北日本と東日本でかなり高く、西日本で高くなりました。特に北日本(=北海道と東北を含む)の平均気温は気象庁が1946年統計を開始しれ以降、平年差がプラス2.2度と最も高くなったとのことです。北海道と東北の地域別にみても、それぞれ最も高くなりました。
より持続可能でNET-ZEROな未来の実現に向け、グローバルでのバリューチェーン全体でのGHGマネジメントと削減を急ぎ対策を行っていきましょう。
弊社ではグローバル25言語対応235カ国での算定、海外の排出原単位データベース(IDEA、ecoinvent等)に対応しております。ExcelでのGHG算定や、他社ツールを導入したもののお困りの方は、ぜひbooost technologiesへお声がけください。
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