アラサー女ふたり旅。マルタの離島「コミノ島」で浮かれていたのは船か私たちか
2024年の年末に、大学のサッカー部の同期がマルタに遊びにきてくれたので、
コミノ島を案内した。
コミノ島はマルタの離島。ゴゾ島とコミノ島行きのフェリーは、大晦日にも通常通りに運行していた。
マルタでは、大晦日も正月もほとんどの店が営業している。
前回、10月中旬ごろに初めてコミノ島へ訪れてから、はや2ヶ月ちょいが経ってからの再来。
コミノ島の海は「船が浮いて見える」ことで有名である。
10月に訪れたときは、前日が雨だったと言うこともあり、
" ギリギリ浮いていない "という感想に終わっていた。
しかし、大晦日のコミノ島は、本気を出していた!!!!!
iPhone15で撮影。
この写真では伝わらないが、目の前に透き通った海が広がっていた。
(完全に撮影者の技量不足)
完全にも「船が浮いていた……。」
とにもかくにも、人生でもっとも綺麗な海を2024年の末に眺めることができた。
共に来た友人も同様に「 人生でもっとも綺麗な海、コミノ 」と認めてくれた。
「往復で€15(約2,400円)とか安すぎ!」と友人が言い出し、この感動を費用と比較し、より素晴らしい体験をしたと、総合的に評価していただいた。
食べたら絶対美味しくないだろうな〜と思う魚も、近くで浮いているように泳いでいた。
友人は島に着くなり、「あれが欲しい!」と子供のように目を星にして指をさした。
好奇心の違いと言えばいいのだろうか。
「おおお、これ欲しいと思うのか」と心で思ったが、
「いいね!買いな!買いな!」と軽く返事をした。
€8(約1,200円)のパイナップルジュース
こちらのパイナップルジュースの総合的な評価を聞くことは控えたが、
友人にとって記憶に残る思い出になったに違いない。
友人が喜ぶ顔をみるのは、とても嬉しい。
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例年、こたつでまったりな大晦日を過ごす日本人が、
地中海のちっちゃい島マルタの、ちっちゃい離島コミノ、で唇を日焼けしながら年の末を過ごした。
おそらくこんな大晦日は最後だろう。