今週の全米アルバムチャート事情 #247- 2024/8/3付
いよいよパリオリンピックが始まって、連日熱い戦いが繰り広げられてますね。日本チームは、男女サッカーや男女柔道、女子スケートボードなどで戦勝、金メダル獲得など連日元気の出るニュースが入ってきて、思わず中継観戦に力が入る毎日。自分は今週前から治療中の病気の追加治療で短期入院してますが、病室でもストリーミングで見てますよ、オリンピック(笑)。連日外は記録的な猛暑で体調維持が大切な今週ですが、皆さんも体調崩さないよう、オリンピックやMLB観戦で夏を楽しんでください。
今週の全米アルバムチャート、8月3日付のBillboard 200は先週の予想どおり、Kポップの8人組ボーイズ・バンド、ストレイ・キッズの『ATE: Mini Album (EP)』が232,000ポイント(うち実売は218,000枚で当然今週のアルバム・セールス・チャートぶっちぎりの1位)で何と初チャートイン以来5枚連続で初登場1位を決めてしまいました。まあ予想されたこととは言え、また彼らの固定ファンの購買行動に大きくドライブされてるポイント出力ではあるものの、これで3作連続初週で20万枚を売り切ってるわけです。いかにKポップ・グループ全体が固定ファンの購買で初期出力が高いと言っても、コンスタントに20万枚を売ってるのはナンバーワンを連発していた頃のBTSくらいなので、彼らの出力が同じKポップでも頭一つ抜きん出てるということになりますね。しかもこの最初のチャートイン・アルバム5枚がすべて初登場1位というのは、グループではビルボード200史上初(ソロだと1998〜2003年に5枚初登場1位を決めた故DMX)の記録だというから凄まじいもんです。
そしてこれも毎回言ってることですが、ストレイ・キッズがこれだけの出力を上げるほど他のKポップ・グループと比べて何か特別なところがあるか、というとこれがさっぱり判らないんですわ。BTSは最初はゴリゴリのヒップホップ・スタイルだったところから、全米進出に当たって70年代ディスコR&Bオマージュ感満点のダンス・ポップにスタイル・チェンジしたのが大いに当たって全米で一気にアーミーの数を増やしたわけで、そのスタイルをフォローして人気を積み上げてるのがセブチ(SEVENTEEN)や先週2位初登場のエンハイプンらですが、ストレイ・キッズって最初から一貫してハード・エッジなヒップホップに寄せたエレクトロ・ダンス・ポップ・スタイルで、正直NCTとかTXTとかとあまりスタイルは変わらないし、何なら一昨年限りで活動休止したアメリカ人のボーイズ・バンド、ブロックハンプトンあたりの焼き直し、と言ってもいいくらいで、これだけの人気を集める要素があんまりないんだよなあ。本人達は「今回は今までやってないことをいろいろやっててバラエティ満点の作品」と言ってるようですが、聴いてみるとそんなことはあんまりなくて、「ちょっとハードなトラップっぽいかな」とか「一応正統派のポップ・バラードね」というくらいのもんで、根本的なスタイルはいつもと同じ。でもこの間土用の丑で鰻の名店に行った時に、開店前の待ち列の自分の前に並んでた40台と思われるご婦人4人組が、待ってた2時間の間、一時も切れ目なくキャアキャアとストレイ・キッズの話で盛り上がってるのを聞いて「ああ、彼らはこういうファナティックなファンに支えられてるんだな」とちょっとだけ理解したような気がします。してへんけど(笑)。
そして今週のKポップ旋風はこれだけに留まりません。さっき名前の出たBTSのジミンのセカンド・ソロ・アルバム『Muse』が96,000ポイント(うち実売74,000枚)で2位に初登場、こちらもビルボード200史上初の、Kポップ・アーティストによる1位2位独占記録を樹立してしまってるんです。正に今週はKポップ・パワー炸裂といった感じ。先行シングルの「Smeraldo Garden Marching Band」(コリアン・ラッパーのロコをフィーチャー)が3週ほど前に、88位一週のみHot 100にチャートインと全くの不発に終わってただけに「ああ今回のジミンのアルバムは苦労するんじゃないかな」と思ってたのに蓋を開けたらこの順位。アーミーが今回のシングルをプッシュしなかったのはどういう理由なんでしょうか、不明です。
内容的には前回こちらも2位だったファースト・アルバム『Face』が80年代エレポップのなぞりであんまり面白くなかったことの反省か、今回はHYBEのプロデューサー陣と、アリアナ/ヴィクトリア・モネとの仕事で知られるトミー・ブラウン(先行シングルを共作)や、ご存知ライアン・テダー(「Be Mine」)やジョン・ベリオン(「Who」)といった、実績のあるアメリカのソングライター達による、コンテンポラリーなアメリカン・メインストリーム・ポップ楽曲による王道路線で迫ってます。しかしなあ、これもなあ、正直ジミンでなければ、という当たりがどうも希薄なんですよね。RMのようにちょっとヒップホップオタク心がじわっと滲み出る作品にしたりとか、Vのように徹底的に超正統派R&Bで攻めたり、といったような潔さが感じられないんです。BTSのメンバーの中ではいち早くソロ「Like Crazy」で全米ナンバーワンを決めたジミンですが、その後の方向性が今ひとつ定まってないように見えますね。
さてKポップでワンツーパンチの今週のトップ10、もう1枚の初登場は57,000ポイント(うち実売14,000枚)で7位に飛び込んで来た、映画『ツイスターズ』のサントラ盤『Twisters: The Album』。映画は故マイケル・クライトン(ご存知『ジュラシック・パーク』の原作者ですね)原作のヘレン・ハント主演1996年の映画『ツイスター』の続編で、前作のサントラ盤がレッチリやヴァン・ヘイレンなどオルタナやハードロック系アーティストの楽曲が中心だったのに対し、今回のサントラ盤はルーク・コムズ(既に先行シングル「Ain’t No Love In Oklahoma」がHot 100で今週13位に急上昇とヒット中)やミランダ・ランバート、ジェリー・ロール、レイニー・ウィルソン、先週トップ10に入ってきたメーガン・モロニーなど、カントリー・アーティストが中心のアルバムになってます(ベンソン・ブーンの曲も入ってますが)。でもモーガン野郎が入ってないあたりに何となく業界の事情を感じますがw
今回ロック系からカントリー系にジャンルが変わった背景には、もちろんオルタナ・ロック系がシーンを席巻していた90年代に比べ、今はロック系そのものがかなり存在感が希薄化している一方、カントリーはここ数年かなりブームが盛り返していることもありますが、制作チームは何と言っても映画の舞台になっているオクラホマという土地での事件を映像化するのにしっくりくる音像を求めた、自然の成り行きだったと語ってるようです。なお、劇場公開映画のサントラ盤のトップ10入りは去年8月に2位まで上がった、グレタ・ガーウィッグ監督の『バービー(Barbie: The Album)』以来ですが、ことカントリー中心のサントラ盤の映画、ということになると2011年1月に6位まで昇っていた、グウィネス・パルトロウがティム・マグローと共演してカントリー・スターを演じた『カントリー・ストロング(Country Strong)』のサントラ盤以来13年ぶりのことになります。カントリーのサントラ、というとあのシングルヒットを量産した『アーバン・カウボーイ』(1980年、サントラ盤は最高位3位)を思い出しますが今はあの頃に匹敵するカントリーブームの再来、ということなんでしょうなあ。
さて今週トップ10内初登場は以上3枚ですが、先週同様今週も何だか初登場がかなり多めで、11〜100位の圏外にも6枚が初登場してます。まず惜しくもトップ10を逃して11位初登場は、何とアルバム出てたのかーという感じのグラス・アニマルズのニュー・アルバム『I Love You So F***ing Much.』。よくリリーススケジュール見たらちゃんと出てましたわ(笑)。コロナ期を代表する超ロングヒット「Heat Waves」(Hot 100チャートイン91週の最長記録を樹立)で大きくブレイクした後の初のアルバム(通算4作目)としてはまずまずの発進状況ではないでしょうかね。本国UKでも今週5位初登場です。
「Heat Waves」の大ヒットで文字通りいろんなことが激変したと思われる彼らですが、今回のアルバムでは「よし、ヒットメーカーと組んで今度も当ててやろう」とか「前作とは違う自分たちを表現してより高みに行こう」などといった余計なことは考えてない様子で、プロデュースも前作同様メンバーのデイヴ君が担当、サウンドも前作のエレクトロなオルタナティヴながらメインストリーム感をたたえたポップ・ロック(でもいわゆる「今どきのエレクトロ・ポップ」とはちょっと違う)路線を継続してるので、安心して聴けるというか、すなおに「なかなかいいじゃん」と聴ける内容になってます。うちのカミさんも横で聴いててすぐ反応してました(笑)。特にスポティファイやHot 100でシングルがヒットしてるわけではないのでアルバム・セールス中心のポイントでこの順位ということは初週3万枚くらいは売ってるということなので、前作のヒットで確実にファンベースを築いた結果ということでしょうね。この感じだと今後も息長く活躍してくれそうです。
続いて15位初登場は、最近話題のジェリー・ロール同様、ロック系カントリーのスタイルでコロナ期にブレイクしてきたテキサス出身のコウ・ウェッツェル通算6作目の『9 Lives』。彼にとってチャートイン4枚目のアルバムで、3枚目のトップ20アルバムになってます。
彼自身は自分の音楽のことを「ヒルビリー・パンク・ロック」と呼んでいて、確かに楽曲は骨太のカントリーというかスワンプっぽいカントリー・ポップ・ロックといった感じで、どちらかというとドートリーあたりのスタイルに近いですね。これまでは特にシングルヒットもなく「知る人ぞ知る」という感じでしたが、今回は昨年そのジェリー・ロールとのデュエット「Wilde Ones」(Hot 100最高位35位)でブレイクした新人女性シンガーソングライター、ジェシー・マーフとのデュエット「High Road」が今週Hot 100で22位上昇中、ということでいよいよコウ君も一段上のブレイクを達成しそうです。ドートリーやザック・ブラウン・バンドあたりがお好きな向きにはなかなかお薦めですね。
そしてそのすぐ下16位にチャートインしてきたのは、先週の予想でトップ10来るのでは?と言ってたチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーの『Bando Stone And The New World』。チャイルディッシュ・ガンビーノ名義では通算5作目になるこのアルバム、リリース前からチャイルディッシュ・ガンビーノ名での最後の作品になると彼自身明言してますが、同時に彼が主演する同名映画(滅亡後の世界で、世界の大部分を破壊すると言われるイベントを回避するために、女性とその息子と共に大ダコとか巨大なニワトリとか前史時代の生物達と戦う歌手の役、ってよう判らん映画やなw)のサントラ盤にもなってるらしいです。
映画はさておき、久々のシングルヒットになっている「Lithonia」は何と聴くと驚くくらいストレートなロック・ナンバーになっていて(マックス・マーティンと共作・プロデュースってのがちょっと意外でしたが)「今度のガンビーノは何やってるんだろう?」と興味津津になりながらアルバム通して聴いてみると、彼に対して持つイメージのオルタナR&B/ヒップホップというスタイルにとどまらないいろんなスタイルの楽曲が詰め込まれている、ある意味とっても楽しいアルバムになってますね。スティーヴ・レイシーと共作・プロデュースの「Steps Beach」は美しいアコギ・バラードだし、とってもタング・イン・チークな感じのとっても普通のエレクトロ・ポップ「Real Love」とか、センシュアルなエレクトロR&Bで自分の好きなジョージャ・スミスをフィーチャーしたアフロビートな「In The Night」などが彼一流のオルタナR&B/ヒップホップの楽曲とごっちゃになってる感じがなかなか良いです。そうそう、何とクルアンビンと組んだ「Happy Survival」や、日本好きだと思われるガンビーノらしく「Yoshinoya(吉野家)」なんていうラップ・ナンバーもあります。どこが吉野家なんだか(笑)。もちろんこの作品でドナルド・グローヴァーの創作活動は終わらないわけで、「This Is America」以来のタッグで今回もタッグを組んでる映画音楽作曲家のルドウィグ・ゴランソンとは今後も組んでいろんな作品を出してくれるんでしょうね。それまではこのアルバムを存分にしゃぶり尽くすことにしましょうか。
更にそのすぐ下の17位にはこのブログでももうすっかりお馴染みになった、ここ数年全米での一つのトレンドになってるリージョナル・メキシカンのアーティスト、アイヴァン・コルネホのサード・アルバム『Mirada』がチャートインしています。知らなかったんですが、前作の『Deñada』も2022年に28位にチャートインしていたようなので、トップ40アルバムとしては今回が2作目のチャートインということになります。
幼少時はカリフォルニアで育った関係もあって、当時家族でよく聴いていたオルタナ・ロックの影響が彼のギター・ソロに伺える、というのですが、聴く限りは他のリージョナル・メキシカンに比べて民族音楽色が薄めで、ちょっとアメリカン・メインストリーム・ポップ寄りかなあと思うくらいで、あまりオルタナ・ロックの影響は感じられないんですがどうなんでしょうか。まあ確かに彼にとって3曲目のHot 100ヒットとなった「Baby Please」(2024年95位、ラテン・ソングス・チャート8位)とかを聴くと、アントニオ古賀がポップスやってるような他のリージョナル・メキシカンとは違うかも、とは思いますが。
続いて27位に初登場してきたのは、「Twerk」(2019年29位)や「Act Up」(同年26位)のブレイク・ヒットで、最近のエロエロ女性ラッパーの分野を確立したシティ・ガールズの片割れ、JT(ジェイムス・テイラーじゃないよw)のデビュー・ミックステープ『City Cinderella』。ホゲホゲトラップ野郎同様、この手のラッパーには基本的に何の興味もない自分ですが、この子はサマー・ウォーカーと「Ex For A Reason」(2021年33位)で絡んだり、たまーにちょっと気になる仕事をしてるので名前だけは気にしてます(笑)。
ただアルバム全体となるとやはりキツいわけで。タイトルだって「エロエロ路線でシンデレラもないもんだ」とは思うし、アルバム順番に聴いてると2曲で飽きるんだけど、「90s Baby」とかはトラック作りも結構凝ってて、懐かしやジョーの「All The Things (Your Man Won’t Do)」のフレーズのループ使いとか「おっ」と思わせるものあり。プロデュースは他に2チェインズやトラヴィスなんかの仕事をしてるブッダ・ブレスという人がやってるらしいけど、他の仕事は記憶がない。一応この人の名前だけでも覚えておこうかな。
そして今週100位までの最後の初登場はどーんと下がって81位にチャートイン、昨年夏のフジロックを湧かせてくれた一人、デンゼル・カリーの7本目のミックス・テープになる『King Of the Mischievous South, Vol. 2』。2012年にリリースしたVol.1の続編ミックステープ、という位置づけの模様。A$AP軍団(ロッキーやファーグ)やタイ・ダラ・サインらNYやLAのラッパー達を除くと、フィーチャーされているラッパー達はタイトルが示すようにアトランタとかテキサスとかメンフィスとかの南部のラッパー達で、しかも全国区的にはあまり知られてないキングピン・スキニー・ピンプとかマクソ・クリームといった連中(知らん!笑)で、このミックステープの趣旨は「ダ・サウスの連中と気楽に楽しもうぜ!」ということなのかな、と想像。
そういうヴァイブを連想させるように、迫力とテンションが高かった彼最大のヒット作となった前作『Melt My Eyez See Your Future』(2022年17位)とはうって変わって、作品全体レイドバックでゆったりしたフロウとトラックが支配している感じ。まあミックステープなんで何やってもいいんだけどね。でも今回のミックステープはデジタルやストリーミングだけじゃなくてCDやヴァイナルも出してるみたいなので、前作を盛り上げてくれたファン達へのファンサービスみたいな側面もあるのかな。リリックがどうなってるか興味はあるけど、トラックとフロウだけ聴いても変なホゲホゲトラップ・アルバムなんかよりは遙かに楽しめる内容になってます。ラヴ・アンリミテッド・オーケストラをループでサンプリングした御大ジューシーJにタイ・ダラ・サインが絡む「Cole Pimp」(特にJコールへのディス・トラックとかではないようですw)とかちょっとウェッサイな雰囲気もいい感じ。改めて次のアルバムに期待かな。
ということで今週も多めで100位までに9枚が初登場していた全米アルバムチャートでした。一方Hot 100の方はと言うと、意外と強いシャブージーの「A Bar Song (Tipsy)」が今週も首位を守って通算3週目のトップですね。トップ10はチャペル・ローンの「Good Luck, Babe!」が10位に返り咲いたくらいで変化はありません。それよりも今週のHot 100の話題は(14位に初登場したジミンの「Who」ではなく)今週51位→36位に順調に上昇して見事トップ40入りしたミーガン・ザ・スタリオン・フィーチャリング千葉雄喜の「Mamushi」ですよね!ちゃんとクレジットのある日本人アーティストのトップ40入りという意味では昨年10月のミツキ「My Love Mine All Mine」以来、楽曲の半分くらい(後半の千葉のヴァースは全面)が日本語という意味では、ひょっとすると1963年坂本九さんの「Sukiyaki」(3週1位)以来の快挙かもしれません(調べときますが多分そう)。さすが「お金稼ぐ、私はスタア」ミーガンありがとうw!では今週のトップ10おさらいです(順位、先週順位、週数、タイトル、アーティスト、<総ポイント数/アルバム実売枚数、*はHits Daily Double調べ>)。
*1 (-) (1) ATE - Stray Kids<232,000 pt/218,000枚>
*2 (-) (1) Muse - Jimin <96,000 pt/74,000枚>
3 (1) (2) The Death Of Slim Shady (Coup de Grâce) - Eminem <79,000 pt/7,401枚*>
4 (4) (14) The Tortured Poets Department - Taylor Swift <74,000 pt/8,198枚*>
5 (3) (4) The Great American Bar Scene - Zach Bryan <71,000 pt/1,288枚*>
6 (5) (73) One Thing At A Time ▲5 - Morgan Wallen <65,000 pt/1,467枚*>
*7 (-) (1) Twisters: The Album - Soundtrack <57,000 pt/14,000枚>
8 (7) (18) The Rise And Fall Of A Midwest Princess - Chappell Roan <54,000 pt/6,836枚*>
9 (6) (10) Hit Me Hard And Soft - Billie Eilish<54,000- pt/7,984枚*>
*10 (10) (87) Stick Season ▲2 - Noah Kahan <43,000 pt/3,482枚*>
史上初のKポップ・ワンツーフィニッシュで歴史的だった今週の「全米アルバムチャート事情!」いかがでしたか?最後にいつもの来週1位予想(チャート集計対象期間:7/26~8/2)ですが、リリーススケジュールを見る限り強力な新譜リリースはなし、Kポップ勢のリリースも確認しましたが特になさそう。となると、今週トップのKポップ勢は4~5万ポイント台には減衰すると思うので、その下の3枚、エミネム、テイラー、ザックがどの程度ポイントを持ちこたえられるかの戦いになりそうですね。そうなるとファンベースが一番強いテイラーが消去法的に来週首位に返り咲くような気が。ではまた来週。