2021グラミー・ショー生ブログ#2
一方WOWOWのスタジオでもジョン・カビラとホラン千秋の司会で始まった日本の放送。今年のゲストの顔ぶれはちょっと一般的な知名度的にはやや地味な顔ぶれなんですが、何とか盛り上げようというジョンと千秋さんの意気込みは伝わってきました(笑)。
さて今度は、ステイプルズ・センターのすぐ横のオープンステージで、トレヴァーがリゾを紹介して、最優秀新人賞の発表。さあ、僕の本命のドジャ・キャットは、プロデューサーが以前ケシャへの性的暴行を訴えられて非難を集めたDr.ルークがプロデュースしてるというので、あのフィオナ・アップル「グラミーは偽善だ」と非難してたから、ちょっと厳しいかな。そうするとミーガンだけど...あーやっぱりミーガン取ったわ。去年同じように対象資格やや微妙だったリゾが出てきて紹介する、というので何となくメッセージを感じたけど。あ、ミーガン、受賞のアナウンスを受けても自席でしばらく凍ってたね。そして泣き出した。まあうれしいだろうね、良かったということで素直にお祝いしましょう。この間書いたように、最近彼女のスキルとか実力は結構大したもんだ、と思い出してきているので。彼女の「Savage」、ラップ・パフォーマンス部門も受賞してるので、これで彼女の2部門受賞。ひょっとするともう少し行くかもね。
続いて紹介されたのは白人黒人デュオのブラック・プーマスが、ロスのサンタモニカ埠頭のストリートでバスキングしていた2016年頃からの自分たちの軌跡を振り返るというショート・ドキュメンタリーを見せて、ちょっとミュージシャンたちの琴線に触れそうな演出の後、あのバイデン大統領就任式コンサートでも冒頭に演奏した「Colors」パフォーマンス。さっきのビリーとかハイムとかがいるステージで演奏してるみたいで、後ろの方でビリーがビートに乗りながら聴いてるのが印象的だね。この曲はROY、そして彼らはアルバム部門でもノミネートと、主要2部門に顔を出してるだけにこの存在感醸し出す演出は何かROYくらい取るかも、という雰囲気ですねえ。うーん、結構カッコいいな。終わった後もトレヴァーが「バスキングしてた頃からたった4年でここまで来るなんてアメイジングだね!」と、グラミーのストーリー演出をバックアップするMCぶり。なかなかここまでは順調にスムーズに進行してますね。トレヴァーの司会なかなかやるね。
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