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夏なのに、、、コロナ時代の夏休み備忘録【訪問看護ステーション開設36日目】

それにしても夏ですねえ。。。(今日も目の前の森は朝の4時台はひぐらしとうぐいすの混声合唱団でした^^)

夏なのに、、、ということが今年も多いですね(去年も)コロナ時代の夏休みを今年で終わってほしいという願いも込めて備忘録的に。


・ビアガーデン行けない問題

うひゃ〜、書いてて(読んでて)なんだか遠い過去の遺物というか、歴史上の出来事だっけ?って感じの字面(じづら)。。。せつない。。。夏らしいことを奪っていくのがパンデミックなんだなあ。。。人は2年「夏のビアガーデン(に象徴される飲み会や食事を交えての交流)」を禁じられるだけでこんなにも「遠い過去の記憶」としてそういうこと一切を捉えることができちゃうんだなあ。。。

これまでの仲間達とのビアガーデンの楽しい思い出が、、、またあの開放感と汗かきながら飲むビールの美味さを皆で取り戻せることを信じて。。。


・バスケ馬鹿の中2次男、遠征中止問題

彼が所属するクラブチームが広島遠征を企画してくれていて、福山市育ちの次男もめちゃ喜んでいたのですが、、、神奈川・広島、双方の県のバスケ協会からの要請で中止へ。送り出しも迎え入れも禁止とのこと。。。せつない。ジュニアアスリートにとって成長観点でも、このタイミングでの1回の遠征や1回の大会の意味が大きいので、バスケコーチとしても本当に機会損失が大きいと感じます。

誰がどう責任取れる問題でもないけど、他の機会を作ってあげたい。しかもいま・ここのタイムリーに。。。難しいことわかってるけど、、、大人が考え続けるのをやめては行けない気がしてます。


・お盆の帰省できない問題

父が認知症で入院していて、母も80歳でそれなりに高齢化しているので、いろいろ確認やお世話に鹿児島に行きたいのですが、、、自分の仕事のこともありますが(訪問看護ステーション立ち上げちう^^;)孫連れての首都圏(神奈川)からの帰省ができないご時世になってしまってますねえ。。。電話と遠隔ビデオと長野在住の姉からの配慮で乗り切ります。


・コロナ第5波で訪問看護師が在宅療養中のコロナ陽性患者さんへのケアに参画要請か

コロナ禍において、去年2020は臨床の世界は他人事でした。現場で頑張る先輩後輩や友人知人たちを応援することしかできませんでした。正しい情報伝達やコミュニケーション推進側で頑張るのみでした。

今年は医療当事者です。神奈川はまだ確定していませんが、もしそうなったらうちも当然協力したいと思っています。思っていますが、メンバー、一人一人の想いや不安感や事情や選択権は大事にしてあげたいと思っています。

医療サイドからすると今は有事で戦時です。のんきで平和な訪問:自分の地域、おらがまちの利用者さんのお宅への楽しい充実した訪問の時間や利用者さん・ご家族との交流もあれば、同時に、

「ぼくらの時代の戦争状態を生きている心持ち」

が同居しているのも、コロナ時代の夏の心象として残しておきたい心持ちなのでした。

明治生まれの祖父に育てられた自分は、夏といえば、第二次世界大戦の回顧録や歴史検証番組を見る父や祖父の背中を見て思い出話(良い思い出ではなかったようですが)を聞いて育ったので、、、なんだか、そこがつながる「夏」なのでした。


・自然物がコロナなど全く意に介さずに美しい

コロナ時代だろうがなんだろうが、自然物は変わらず今年の夏も美しいですね。当たり前だけど、えがたい、というか当たり前だけど、ありがたい、というか。

訪問の合間の移動中にラジオを聴きながら軽自動車を運転していて

「無観客のオリンピック会場で蝉の鳴き声がひどくて海外の選手やプレスの人が驚きつつも『観客の代わりに応援してくれているようだ』という表現をした人がいたらしいです」

というエピソードを聞いて、、、自然物ってすごいし、それをそう感じとる感性を持ったにんげんもまたすごい、と思ったのでした。

コロナも含めて自然物に生かされ、翻弄され、理不尽に晒されながらも、命を繋いできたご先祖さまの営みに感謝を感じつつ、、、コロナもまた自然物の一つ、という感覚で、大きくいまのこの世界をとらえる力を持ちたい、と感じる夏の朝でした。数年後や数十年後、ぼくらはこの時代をどう思い出し、どう後世に残すんでしょうねえ。。。

ビアガーデンで酒のつまみに「ざまあみろ!」と笑いながら最高のbeautiful beerをコロナ時代を暢気に思い出して仲間達とワイワイ飲みたいですね。来年の夏はそうなることを信じて^^。



そして探求はつづく。

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コロナ時代の奈良・吉野で出会ったアサガオ。凛として可憐で、でもあっという間に閉じてしまう。いのちそのものの美しさを感じるお花。



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