組織開発について:泥から生まれて美しい花を咲かせる〜苦悩や絶望や途方に暮れた状態から希望を見出す〜【訪問看護ステーション開設15日目】
蓮の花が好きです。事業所にも睡蓮鉢置いて蓮の花の開花を目指すくらい^^。
ちなみにこれは3年前?かな。うまくいった開花^^。
ハスの花が好きな理由の一つはタイトルの通り。レンコンは泥の中にあり、泥の中から生まれ、泥から栄養をとり、こんなにも美しい花を咲かせる。その生育サイクルに何か特別なメッセージを感じるからだと思います。仏教で大切にされているのもわかる気がする。
以前、とある別法人の訪問看護の管理者さんと話していたときに、マネジメントの難しさのお話になりました。訪問看護は新卒から1つの組織で育って全員が同じ文化で、という業界?ではまだなく多様な年代・バックグラウンドの人が集まってチームを作るので、言葉の意味を揃えるのも、ゴール設定や価値観のあゆみよりも図るのも、かなり難しい、と。相手によって場合によっては、(自分にできることはない、と)絶望を感じる、または「怒り」を感じる、、、、と。
企業にいたり人事総務に関わったことのある人間からすると、それはまずは「採用の問題」(自社の文化にあった人を採用できていない可能性)ということになるのですが、その文化がはっきりしていても、採用のフィルターを進化させても、それを超えて、「文化や価値観がマッチしない人を採用してしまう」ってこと、多分どの業界でもどの業態でも起きていると思います。そういうメンバーをどう導いたらいいのか、管理者としてどう関わったらいいのか、という問題。
訪問看護を超えた課題ですねえ。。。最初から「育成を諦める」というスタンスの経営者もいるだろうし、、、中小零細企業の経営者となった自分も、できる限りのことをして(文化のフィットや定着が)無理ならゴメンなさい、双方にとってハッピーにならないだろうし、というスタンス。
ちなみに睡蓮鉢を置くとこういうことも起きます。ヒヨドリさん達の憩いのお風呂場に^^;カップルで仲良く。
ただ、あの手この手でお互いを知り合い、何かのご縁で集まったこのチームで楽しくワイワイやっていくための知恵と工夫をつくすと思います。
これまで学んできた”組織開発”やバスケチームの”チームビルディング”の世界の考え方やノウハウを活用して自分たちにできる限界までチャレンジして、それでダメなら他の方法を考えるんだろうなあ(試用期間中に段階踏んでコミュニケーションして双方合意を持って本採用に至らない、とか、正社員なら評価の際に法人としての考え方を丁寧に繰り返し伝え続けるとか:研修や教育プロセスの提供とセットで、が大切)。
なんてことをその時は話したのですが、実際に自分の身にもし同じことが起きたら、どう対処するのだろうな〜?と想像してました。今のところうちは良い先輩たち、良きメンターに恵まれ、メンバーも少数だし管理者も同じレベルで一緒に学びながら一緒に一歩一歩、成長して行っているので、この手の悩みはまだ先のことのように思いますが、人を増やしていく段階になったら、すぐに自分ごとになりそうです。
人は集めた。でもいいチームになっているか?いいチームになるために何が必要か?
この問いに「余計なことをしない」(ただただ1つのゴールに向かって前に進むための環境を整える)、「やったことが後々につながるか」(経営者や人事目線の自己満足に陥らないようにやることや予算を水増しせず本質を追求)という先人の知恵2点を加味して前に進んでいこうと思います。
そして探求はつづく
研修先で見かけた熱帯の風を感じる素敵な子。夏ですね^^。
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