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橋をかける〜社会的処方とリンクワーカーという概念〜【訪問看護ステーション開設25日目】

昨夜、高校同級生で友人の秋丸くんの市長選出馬に伴うオンライン応援会&勉強会を身内でやっていて、地方行政・地方経済と医療経済について、同じく同級生の後藤励先生に講師をしてもらったのですが(励先生ありがとう^^)個人的に標記のテーマがすごく”刺さり”ました^^。


社会的処方については政府の骨太方針にも組み込まれている概念で自分が勉強不足で知らなかっただけのようなので^^詳細は他の出典にゆずるとして(例えばこれらの記事。勉強になりました)、



本日は訪問看護の目線から現時点で想像していることをメモ。


認知症にしても、比較的重度の精神障害の方の自立支援にしても、医療的ケア児のご家族支援についても、いわゆる8050問題についても、確かに地域の地元の社会的資源・人と人のネットワークとうまくつながれたらいいなあと、すごく思います。

似た世界観・機能な存在として矢田さんたちが頑張ってるコミュニティナースの概念も、

すごく大好きな世界で、共感するしよくわかるし大事なことだし、訪問看護師もそういった存在の背景や知識や機能をよりよく知って、うまく橋渡しができたら、橋をかけることができたらいいなあと感じています。


いずれも近い将来、日本で当たり前になっている(今のケアマネージャーさんのように)のかもしれないし、そうなるといいなあ〜、と感じています。


“地域”の意味が変わり、地元の隣近所の「資源」の意味と活用レベルが変わっていく感じになるでしょうねえ^^。


自治会や社会福祉協議会(横浜ではPTA会長は自動的にここのメンバーになるのでした)や地域包括センターの計画相談員さんたちなどなど、自分自身も訪問看護やる前は知らなかった(名称は知っていても、関連する当事者になるまでは、その本来の機能や中の人の情熱や苦悩などは全く分かってなかったので)次第で、、、


当事者にならないとその必要性やありがたみや意味がわからないし興味ないのだけど、、、当事者になるとものすごく切実に必要となり、地元にそういう存在や事業者がいてくれることに心から感謝の気持ちが湧いてくるのでした。


20代〜30代前半の研究者時代にヘルスコミュニケーションという概念と具体と成果を探求していた時に、そのモチベーションだったのは、

上記のような「日頃全く興味を持ってもらえないのに、当事者になったら(ニーズが発生したら)切実に急に必要となり、その時にはリテラシー(使いこなす力)が持てていない」社会的なサービスや資源・知識についてより知りたかったから、誰が誰に対して何をどうすればいいか、その試行錯誤を知りたかったから、


なのでした。そのおかげでお金ないのに、妊娠中の妻と割と無鉄砲にアメリカ留学までする始末^^。

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次男の名前の由来にもなったLA郊外、Redondo Beachの夕焼け。この辺りの写真を見ると今でも感無量で涙が出てきます。。。英語わからない・車の運転慣れてない・出産したことない・友達いない・ナイナイ尽くしの中で必死に暮らしてたんでしょうね〜。



そんな自分にとって、この「社会的処方とリンクワーカー」の概念はストライク!で、訪問看護やりながら、ぜひぜひ探求して行きたいことなのでした。

まずは訪問看護ステーションとして一人前になること、地元の皆さんの信頼を得ることが最優先ですが、その先に、この社会的処方とリンクワーカーの概念を実践に組み込んだ日々の活動や表現や広報支援ができればいいなあ〜なんて、想像して夢見ています^^。


生来のおせっかいおばちゃんなんで^^。(知ってる人は知ってる)


そして探求はつづく。

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ゴーヤやきゅうりを育てていると、意志を持っているかのようにつるが手のように伸びて橋わたししていくのが生命力の象徴のようで感嘆して見ています^^。「手を伸ばす、橋をかける」は生命の象徴なのかもしれないな〜。ヘルスコミュニケーションでも重要な概念の一つに”Outreach”がありましたねえ。






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