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「画のない食レポ」2022/06/24

出張最終日。
かつてないほど家路を急いだが、ねこの記憶から存在が消されたのか警戒されてしまう。手遅れだった……⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎
お夜食は積極的にお気に入りのちゅるび〜でご機嫌をとり、関係を築き直す所存です。



以下は家路に着くまでの記録。


これでもかと回さないと水道の水が出なくなり、しかし水は必要なのでトンボの首を回すような不安を抱えながらホテルでの残り時間を過ごす。


ホテル最後の朝、昨日買ってきたものを適切量食べる。


さくらんぼを味方につけたのはすごい。かわいいものな。


昨日一昨日と疲れで日記を書けず、出先でも書ける人はすごい。

11時頃離陸。シートの前にディスプレイがついており、映画などの他に機体のあちこちにつけられたカメラの映像が見られた。
斜め右前の人が画面をそのようにしており、ほうと見ていた。操縦席から見える離陸シーンはゲームのようで、到着のシーンは旗人がサインを出して停めているのもカメラのおかげで見られた。


一昨日は疲(ひ)を見越して飛行機機内のことをメモしていたのだった。
飛行機のカメラに夢中だ。の割には自分の席のディスプレイはいじらず、他人のを見ている。

この話をしたところ、同僚も同じく前の人のゴーストバスターズを見ており、画面が暗くなるたび目があって気まずかったという。とても良い話でそばを食べながら日記で語り継がねばと思う。
他人のディスプレイをみてた理由としては、二人とも真ん中の席でかつ両隣が特にディスプレイに興味なくいじるのを躊躇したというのがある。


お昼返上で作業を続けたおかげで無事完了し、帰路に着く。
帰り道は、降ったり止んだりの雨でさしたり畳んだりしながらバスを待つ。一面の田んぼを目の当たりにし取りつかれたように写真を撮る。なるほど広さにはエンタメ性がある。岡山出身の方に聞くと、岡山もそうらしい。
カエルをそれとなく探してみるも出会えずバスに乗る。

くるみ餡がうまかった

以前もくるみとあんこの出会いに立ち会いえらく感動した記憶がある。その時はくるみあんぱんだった。舌はこれを覚えておらず今回もはじめての感覚で味わえて得した。


帰りの飛行機にモニターはなく少し残念で、両隣のおじさんにならって目を閉じやり過ごす。風が強く懸念していたが、無事飛び立つ。
飛行機発着時の自分では制御できない重力をあびると、電車はだいぶ制御して我々に配慮してくれているのだなと感じる。急停車とかはすごいもんな。Gが。


同僚が「写真が好き」と言い切っていて良いなと思い、それはこの「映え」が食傷気味な今に改めて宣言することで被写体に責任を持っている感じがしてかっこいいからだと推理する。

私は数時間経つとどんなに良かったことも忘れていくし、話術には全くの自信がないので写真は撮っておくべき。百聞は一見にしかず。
撮影のタイミングだが、場面の転換(空港の発着、食事を取った店、移動した道など)ターニングポイントは重要と思われる。旅行の記憶を紙芝居形式でふりかえり順序立てて話せる。
今回の反省は食事の写真を撮らなさすぎで、旅行で1番聞かれるし話し相手も1番聞きやすいであろう食についての手がかりが自分の不確かな舌・味覚しかないということだ。画のない食レポほどつまらんものはない。

晩飯の空港のせいろそば。美味しかったです。めんつゆ入れて撮ればよかったです。

……残念ながら、食レポ技術のなさが画を上回るパターンもある。


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