「輝けるのは/遅すぎる寒のために仕舞われる上着」2023/03/18
今日はなにしてたの。
またちいかわを貢いでいる。
ちいかわが我が家で一番輝けるのはねこのそば。
寒。
こういう時の会話は、仕舞ってもいない厚手の上着を仕舞ったことにして、「せっかく仕舞ったのに出してきた」と話を合わせるに限る。
遅すぎる三寒四温の寒に対応するには、自分のボキャブラリーにはこれしかない。
などと考えていたら今日はとにかく会話の少ない日だった。上着出さなくて良かった。
いやそもそも仕舞ってないからなにも変わらない。
お腹の空いた特別な日に、と限定していたご飯屋さんにもう毎週行くようになってしまった。
特別感の薄まり。
朝のラジオで「ブラッシュアップライフ」の話題を聴いていたら、その日仕事場でも話題が出た。まったく本編は見ておらず、そのラジオで聴いた「ループモノ」という一点突破のみで話を合わせた。
こういう時に、「見てないんですけど、面白いんです?」とか自ら石を投げることができない。相手から見たことあるかなどの確認があって、五分五分の確率で見てないっすと白状できる。もう半分の確率で知ったかぶりをしている。
「知らない」という状態を弱点に捉え過ぎるきらいがある。知らないはアドバンテージ。「知らない」ことを相手に知られるのを、プライドが邪魔する。
そのくせ、「知っている」と答えると面倒そうなことには「知らないっす」と軽快に口をついて出る。
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