見出し画像

CTI上級コースを振り返る~前編~

こんにちは、みなちゃんです。

今月、半年間にわたるCTIのコーチング上級コースが完了しました。
前回は、申込までの経緯についてまとめましたが、今回は上級コースの前半部分(3か月)についてまとめます。


どんなコースになるのだろう?気になるリーダーは誰?

無事クライアントが5名集まり、マイコイチをつけ準備が整いました。
コースが始まるまでに、事務局から色々な連絡が来て都度対応していきます。その中で一番気になることは、どんな方がリーダーになるのだろう、他の参加者はどんな人だろうということでした。

コースが始まる前に、オリエンテーションコールがあり、そこで上級コースについての話があるのですが、今回は2つのコースが合同で2日間開催されたため、そこで全メンバの顔合わせとはなりませんでした。
また、そこでもリーダーが誰なのかは発表されません。

そこからしばらくして…コース開始2週間ぐらい前に事務局から、受講者名簿とチーム名、詳細の資料が送られてきました。
そこに、リーダーが誰なのか記載されています。

名前を観た瞬間、「あっ!運命なのか」と思いました。
というのも、7年前に基礎コースを受けたときのファカルティの方が、リーダーだったのです。
CTIでのコーチング学習の旅の始まりと終わりの節目がその方であり、それも7年という長い期間があっても、また出会えたというのはきっと、沢山受け取るもの、学ぶものがあるのだろうと勝手に思っていました。
(応用コースのリードも卒業されているため、会う機会は、上級コースぐらいしかないと思っていたので、余計に)

参加者の名簿も見たところ、シナジーコースを一緒に受けたメンバが大半という、また一緒に学べるうれしさと、今度出あう人はどんな人達だろうという好奇心でいっぱいで、コースを迎えたのでした。

学びの多いグループコール

上級コースは、隔週でグループコールと呼ばれる9人のメンバとリーダーで、テーマに沿ってディスカッションやコーチングを90分間×13回実施します。
今まで基礎や応用コースで、礎、資質、指針などを学んできましたが、それをより深く学ぶ形となります。
よくわからないままコーチングをしてきたこともありましたが、なぜそれが大切なのか、どういう意味なのかを丁寧に学びます。
一緒に学んでいる人がどういった考えを持っているのかも知ることができるので、一人で学ぶよりも得られるものが多いです。
NCRWって結局何だった?と応用コースが終わっても腑に落ちていなかったのですが、自分の体験談を話したり、メンバーの意見を聞いたりすることで、徐々に理解することができました。

衝撃だったグループ・スーパービジョン

自分のコーチングに対するフィードバック(FB)は、コース受講中に参加者から何度か受けていますが、グループ・スーパービジョンは、スーパーバイザーと呼ばれる経験豊富な方からFBがもらえる貴重な機会です。
上級コースの受講者が3人一組になり、お互いにコーチングをし、そのコーチングに対するFBをスーパーバイザーからもらうことができます。
ここでは、コーチングに対する学びはもちろんのこと、FBのやり方、視点についても学ぶことができます。
実際に受けてみて、スーパーバイザーのFBのレベルが半端なかったです。どこが良かったのか、その理由も明確に説明してくれます。自分の強み(安心安全な場を創るのがうまい)をはっきり言ってもらえたので、自信が付きました。
また、更にの部分のアドバイスもわかりやすく、自分のコーチングを高めるためにはどうすればいいのか(5つの資質の内、行動と学習が弱いので、行動と学習が何なのか、コーチングバイブルを改めて読んでみて)が、すっと入ってきました。

アドバイス以外にも自身のコーチングに対する採点も行われます。
現時点での自分のコーチングのレベルが視覚的にわかるので、とても役立ちます。が、どうしても点数に目が行ってしまいますけどね・・・

学びの多い個人スーパービジョン

上級コースの中で一番と言ってもいいくらい、学びが大きいものが個人スーパービジョンです。
これは、自分のクライアントに対して行っているコーチングに対してのFBをもらう形です。
上級コース中2名の方からFBをもらう機会があります。(1人につき3回、計6回)

実際に経験するとわかるのですが、コーチングを学んでいる人に対してやるコーチングと自分のクライアントにやるコーチングは違います。
自分のクライアントにやるコーチングは、とにかくうまくいきません…。
理由は色々あるのですが、コーチングをこちらからお願いしている事や、感情を聴いても中々答えてくれないこと、事柄ばかりの話にコーチもついていってしまうことなど、色々あります。

始めて、個人スーパービジョンのFBを受けたときに言われたことが、「コーチングというよりはメンタリングだね」ということでした。
コーチングを学ぶ前に、カウンセリングを学んでいたこともあり、傾聴やクライアントに対する共感に対しては自身がありますが、それが全面に出ていたのか、クライアントが前向きに進むことができていないのが、自分のコーチングを改めて聞いてみてもよくわかります。

2回目も同じように、コーチングではなくメンタリングと言われたときは、正直、コーチングがうまくなるのだろうか?と不安な気持ちにもなりました。でも、個人スーパービジョンでも、FBをたくさんもらい、次に進むための課題を与えらえれるので、それを着実にやっていけば、成長できます。実際に3回目のスーパービジョンでは、以前のコーチングとは見違えるぐらいに良くなったねと、言ってもらえるようになりました。

個人スーパービジョンは、よくできたコーチングに対するFBをもらうのではなく、できていない部分に対するFBをもらうことが一番の学びになります。うまくできていなくて当たり前、恥ずかしがらず自分に正直になることが一番の成長につながると実感しました。

やること沢山、スキルドリル&宿題

隔週でグループコールがあると書きましたが、グループコールの間にスキルドリルという3人一組で、コーチングを行う機会があります。
つまり、毎週何かしらのイベントが発生します。
スキルドリルは、日程はその3人で調整するので、それが大変でした…。

それ以外にも、グループコールの後に、そのテーマに対する宿題があります。
ここでは詳しく書きませんが、3つの指針(フルフィル、バランス、プロセス)の宿題は、結構大変~という声が多いです。提出して終わりではなく、リーダーからOKをもらうまで、再提出しなければなりません。
私は、大変というよりも色々考えて、面白い宿題だなぁと取り組んでいました。再提出を求められたときは、マジか…と思いましたが、自分がどこが理解できていないのかも明確に指摘してくれるので、学びにつながりました。

まとめ

上級コースを進むにあたりある程度の覚悟をしていましたが、毎日コーチングのことを考える日々でした。
どうしたらうまくコーチングができるか、クライアントをどうやって集めようかなど、ずっと考えてきたと思います。
コーチングのことを考えると寝ることができなかったり、夢にまで出てきたりと、どっぷりとつかった日々を過ごしていました。
残り3か月については、次回まとめていきますので、興味があったら読んでください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?