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ステイホームからのリハビリ(人も犬も)

昨年から1年半あまり。
繰り返される緊急事態宣言でステイホームが続いてますね。

私がステイホームの間、もちろんチャンプもステイホーム。
なので、コロナ前に比べて、お出かけの範囲も回数も減ってしまってました。

でも少しずつ、日常が戻ってきている気はします。
もちろん、マスクなし生活に戻るわけではありませんが、こうして少しずつ以前のように出かけられるようになっていくのでしょうか。

で、先日、バリアフリー能楽を見に行った時、ひさしぶりに電車で出かけたのですが、電車の音や、人混みに、少しドギマギしている様子が見受けられたチャンプ。

まっ、私自身も、人波に酔ったのですが、、、。

外出自粛になってからは、出かけるのも車で目的地へ直行! 用事済んだら直帰!
みたいな感じで、最低限のお出かけばかりだったせいかもしれません。

やはりリハビリ必要だなぁ、、チャンプも私も。

ご存知と思いますが、チャンプは身体障害者補助犬法に基づく認定を受けた正式な聴導犬です。

チャンプだけで訓練を受け、その後、私との合同訓練を、その後、ペアで認定試験を受けて、晴れて正式なペアとして認められました。(画像は認定試験の後、横浜市リハビリテーションセンターの前にて。2018年2月)

横リハ前でチャンプと私

でも!

認定されておしまい!ではありません。
認定団体にもよると思いますが、定期的に犬とユーザーの状況についての確認があります。
認定団体は、社会参加のお墨付きを出す立場であり、認定時の「ちゃんとできる」状態をキープできているかを確認することは、その責任上、必須なのです。

犬の心身の状態、人の心身の状況などを鑑みて、「認定」の「継続」が決まっていきます。
そして、最終的には「引退」へ向けてのスケジューリングも始まります。

また認定団体だけでなく、育成(訓練)団体によるフォローアップも行われます。
認定を得られるほどにキチンと仕上がったペアであっても、やはり犬も人間もナマもの。
時間が経ち、慣れてくると、「緩み」が出てきてしまいます。

私のようなベテランなら問題がないとか思われるかもしれませんが、とんでもない!!
むしろ、ベテランゆえに経験にあぐらをかいた思い込みや悪い癖、我流、、などなど、ダメ出し要素がたくさん。
チャンプの訓練士さんは愛媛にいるので、コロナでなかなか来れなくなってしまい、何か不安とか、困りごとがあると、動画送ったりしてフォローしてもらってます。

そんな認定団体と育成団体によるフォローあっての「正式認定犬」生活なのです。

で、チャンプと私の「認定」レベル維持のためには、やはりステイホームのゆるゆる状態からのリハビリが必要ってことで…。
とりあえず、まだ緊急事態宣言出てることもあるので、まずは身近な近くのイ◯ンへ。(平日の割に人がいましたが。)

好きくないエスカレーターも、すんなり。

ペットショップでは、オモチャの誘惑に心揺れてたけど、「待っててね」と言ったらきちんとお座り。

犬のおもちゃの棚の前のチャンプ

ご褒美に一つ、お買いあげ。
お家に帰ってから遊ぼうね!

私のお買い物にもお付き合い。

布が並ぶ棚の前で私を見上げるチャンプ

「また布買うんですか?」「パパに怒られますよ」
みたいな目で見上げてくるし〜(笑)

会計カウンターの足元でお座りチャンプ

レジ中もカウンター下でしっかり「待機」

休憩で、フードコートで座ったら、しばらくは座って様子見。「動きそうもないな」と判断すると、伏せ。

テーブル下で伏せるチャンプ

長居のつもりはなかったのでマットを敷かなかったこともあって、「爆睡」まではいかなかったですが、チャンプもしばし休憩。

フロア歩きは、他のお客さんの視線は集めまくりましたが、本人(犬)は気にすることなく、No問題。

とりあえず今日のリハビリは成功。

次はやはり電車が課題かもしれません。
先日の電車移動の時は、ホームで待つ時が一番落ち着かなかったので、今度、空いてる時間帯に駅に練習にいこうかな、、。

もともと車移動が多いですが、だからこそ、「たまに」の電車には慣れておく必要があるんですよね。

早く緊急事態宣言、終わるといいのですが。

ペア歴3年半。
いつまでも初心を忘れず、さらに成長していきたいな、と思うユーザー歴26年生の私でした。

※アイキャッチ画像はお疲れ爆睡(白目)チャンプ

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ぶーみおちゃんぷ
いただいたサポートは私の人生を支えてくれた聴導犬をはじめ、補助犬の理解啓発のための活動に生かさせていただきます。