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残念すぎた開会式
スポーツ好きだし、オリンピック(他の大会も、だけど)に向けて頑張ってきたアスリートたちの頑張りも応援したいと思うので、粗探しみたいなことはしたくない、、と思いましたが、、、言わずにはいられません。
1年遅れのオリンピック、直前までいろいろとすったもんだありましたが、とりあえず開幕。自国開催を観る機会は最後かな、と開会式鑑賞のため、テレビの前に。
まっ、これは毎度のことなので、多少の覚悟はしていました。
が、、、それにしても、、、
スタジオのアナウンサーが解説している声は、「生」だから多少遅れるのは仕方ありません。
でも、ビデオメッセージは事前に準備できるはずなのに生字幕でやってるのか、かなり遅れるのです。
自国開催なんだから、どんな映像を使うか、もちろん運営側は分かってるはず。
事前に映像に字幕を入れるとか、せめて字幕の準備をしておいてタイミング出しする、とかってできないものでしょうか。事前に手話ワイプを入れることだってできるはず。
まして、フランス語・英語のところは、同時通訳(音声)されて、それを字幕にしてるから、ズレが半端ない。
人物紹介なんてズレて、誰が誰のことか分からないし。
(同時通訳の音声もちょー早口で聞こえる家族も聞き取れなかってらしいのですが)
と書いても、「字幕」を表示してない方にはズレが分からないと思い、どんなズレか見てもらおうと、字幕表示させてテレビ画面をビデオに撮ったのですが、それをFBに載せたら、即、「Tokyo 2020 Olympic Rights Maneger」とやらが「権利侵害だから削除する」とメッセージが来て削除されました。
私たち聞こえない人権利は侵害しておいて、自分たちの権利擁護には敏感で、笑えます。
陛下のお言葉は、お姿消えてから、でした。
これも消されるかしら??
念のため、選手宣誓のシーンを静止画で。
このセリフは宣誓前のビデオメッセージのセリフ。本当は宣誓が始まってます。
もー誰が何を言ったか、わかりません。
原稿読んでるってことは言うこと決まってるのに、なぜ事前に準備しないのかなぁ。
極め付けのショックは、橋本組織委員会会長とバッハIOC会長の挨拶。
字幕の遅れどころか、手話通訳がな・い!!
そばに立っている気配もない。
バッハさんの長ーいスピーチの途中、チラッと映った会場の大画面にはワイプで手話通訳が入っていたから、通訳さんはいたということ。
でもそれはテレビで映らない。有観客ならそれはもちろん必要なものだったと思います。しかし、無観客になり、昨夜、会場であれを必要とした人はどれほどいたのでしょう。
テレビでの観戦を呼びかけ、ほとんどの人がテレビで観ているのです。そこに手話通訳をつけなくて、どーするの??
テレビの前にいる聞こえない私たちはおいてけぼりでした。
ちなみに、開会式が同時配信された韓国や台湾では、しっかり手話通訳がついていたそうです。
開催国としてのアドバンテージあるはずなのに、残念すぎです。
考えてみれば、このコロナ禍で国や自治体の会見などに手話通訳がつくのがスタンダードになりました。
それなのに、3月の聖火出発式で手話通訳がつかなくて、問題なって反省したはず。
聖火出発式に手話通訳不在 丸川五輪相「配慮に欠けていた」 |https://mainichi.jp/articles/20210326/k00/00m/050/133000c
手話も字幕も、何のために付けるのか、ちゃんと理解せず、「つけときゃいい」とでも思っているのでしょうか。
音楽の扱いにも残念さ満載。
MISIAの国歌斉唱。
素敵なドレスで登場した歌姫。(一緒に観ていた長女が「結婚式で着たい」と 笑)
スーパーボウルでの国歌斉唱では、有名なシンガーの歌唱と共に、手話通訳が情緒豊かに国歌を表現していました。
もしかしたら、、、
甘かった、、、
残念ながらテロップも、もちろん手話もありませんでした。他の歌も同じ。
「Imagine」アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オセアニアそれぞれの代表シンガーがリレーで歌いました。英語の歌詞が聞き取れなくても聴こえる人はそのメロディだけでも感動できるのでしょう。でも私たちはその「詞」で感動するのです、感動したいのです。
「オリンピック讃歌」見覚えのある制服姿を目にし、力強い歌いぶり、、、でも、日本語なのか英語なのかも分からないままでした。これかなぁ↓
Wikipediaより
もちろん素敵な演出もありました。
でも、全体的に残念で、残念で、残念でしかたない4時間でした。
今朝、ダイジェスト版の再放送があったけど、字幕のズレも直されてなくて、抜け落ちた所は端折られてました。もちろん手話もなく。
どうやら副音声もなかったとのこと。
「Together」「多様性」という言葉が繰り返されてたけど、パフォーマーの中に車イスの人がいる、とか、外国人がいる、とか、それで「多様性」を示しているつもりかもしれないけど、ちょっと違うんだよね〜。
たくさんの人が関わって作り上げている大イベントなのに、誰も気づかないのか、、。気づいてもいえないのか、、、。
本当に残念で、本当に悔しすぎます。
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