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映画を字幕で楽しむ Part.2

(Part.1はこちら

コロナ禍の外出自粛からの、ヘルニア手術後の自宅療養生活で長く隔てられていた映画館。

観たかった「糸」の上映回数がどんどん減って行き、いつ終わってもおかしくない状況で「あーまたDVDになるのを待たなきゃならないな」と思いはじめていました。

そして、今日。

都民の日の中学生とオンライン講義がない日の大学生ムスメたちの休みが重なり、徒歩数分の映画館に行く話が進み、、、私も連れて行ってくれることに!!

感染防止のため、飛び飛びの席だから、多少、体勢崩しても他の人の迷惑にならないだろうし、って。

歩いても行けるのに、車を出してくれ、荷物も持ってくれ、移動も着席もアテンドしてくれるムスメたち。

ありがたや!

そして、Moverio!

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使わずにいた間に、「Hello!Movie」というアプリでのダウンロードに変わっていて、充電し、アプリダウンロード、データダウンロード、と昨夜のうちに準備万端。

劇場では偶然にもユーナの小中の同級生がバイトしててそのイケメンくんのお出迎え(笑)

そして、「糸」

中島みゆきの名曲「糸」をベースにした、人々が紡ぐ物語。テレビで流れるスポットCMを観ただけだったけど、ずっと観たいと思っていました。

主役の菅田将暉はヒョロっとしすぎてて、小松菜奈はモデル顔すぎて、そんなに好きな方ではなかったのですが、、、惹き込まれましたわ〜。

菅田将暉の子供時代役の男の子、笑顔も苦しげな表情も良かった!それに、次から次へと、好きな俳優さんたちが出てくる!

そして何より、「歌」ですね。

主題歌の「糸」だけでなく、劇中で榮倉奈々や成田凌が歌う「ファイト!」、1シーンだけだったけどみんなが踊るシーンの沖縄民謡、すべてが字幕で歌詞を読める。

言葉一つ一つが、そのシーンに深い意味を持っていたので、メロディは分からなくても、「歌詞」が理解できるのは大きい。BGM聞こえなくてもその意味に涙が溢れてしまいました。

字幕なしで観ていたムスメたちは「ママの方が歌詞が分かって、きっとよく理解できていたと思う」って言ってました。

そしてもう一つ、メガネ型端末で見る字幕が、普通の字幕付き映画の字幕と大きく違うところが、、、。

洋画でもDVDにつく字幕でも、たいてい字幕は画面の下かサイドに帯になって出ます。言ってしまえば「画面外」(画面内でもかなり端っこ)

でもメガネ型の場合は、「私が観ているところ」に字幕が出るのです。顔に装着したメガネから透かすのだから当然と言えば当然。

初めて「舞妓はレディ」をメガネ型で観た時、その機能について感動して「普通は画面から目を離すと字幕が見れず、内容が分からなくなっちゃうので画面凝視しなきゃならないのに、メガネ型なら、画面から視線を外しても、聞こえる人が耳で聞いて内容を把握できるのと同じように、字幕が見れる!」と書きました。http://boomio.blog.fc2.com/blog-entry-672.html?sp

でも今回はそれはもちろんのこと、もう一つ、いいなぁ!と思ったことが、、、

それは、「私が見つめている人の近くに字幕が出る」っていうこと。マンガの吹き出しみたいに、菅田将暉を見ているとその横に字幕が出ていると、なんだか菅田将暉の声として聞いているような気になったのです。

全部が全部でないけど、そういうシーンが何度もあって、セリフがドーンと胸に響いてきました。そしてやはり涙、、、。

やっぱりいいなぁ、映画。

DVDで気軽に見るのもいいけど、やはり映画館で観るのは違う良さがあります。

また観に行きたいなぁ。

うん、まずはちゃんと外に出れるようにリハビリ頑張らなきゃ。目標「浅田家」上演期間中!!

またお世話になりますね、Moverioさん!!




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