初の大劇場観劇②〜私の楽しみ方〜
初めての大劇場観劇に向け、前乗りした夜のことは前回書かせていただきました。
今回の公演はこちら
花組公演『エンジェリックライ』『Jubilee』
御園座でのプレお披露目公演『ドン・ジュアン』を経ての、新生花組の本お披露目公演です。
1月の東京の公演のチケットは当ててたのですが、待ちきれず、娘がゲットしてくれたおかげでとうとう大劇場での観劇が実現!
阪急宝塚駅では、チャンプもトップスター気分。
少し早めに劇場近くに着き、周囲をフラフラ。
平日の昼間だけれど、観劇に来たような人の姿も見かけて、なんだか「今日は楽しみましょうね!」って声かけたい気分に。
うちらも娘の観劇バッグで、モロバレですが。
「花の道」のベルサイユのバラを見たり、花時計を見たり、とぶらぶらしてると、時折、ジェンヌさんと思しき方ともすれ違いました。
皆さん、シュッとしてて、背筋もピッとしてて、こちらの背筋も伸びる感じ。
ほとんどの方は伏し目がちに、こちらを見ずに劇場に入っていくのですが、なんせこちらは「チャンプ」付き。
「えっ?」って視線を向ける方も。
そんな中、つい先日CSスカイステージでご自身の愛犬と出演した海叶あさひさんが笑顔を向けてくれた!‥気がした(笑)
ほのかさん(聖乃あすかさん)目当てで梅芸まで追っかけた『リーフィー-愛しい人ー』で、新聞記者役をやられてる時から気になり出し、『アルカンシェル』とかも見返し、今回、初スチール!って喜んでいた、あのおぶちゃん!
本当にチャンプに気づいてくれてたら嬉しいなぁ、、って、、オタク道まっしぐらだわ、私。
(オペラグラス越しに、目が合った!とマジで信じ込むのがオタク)
で、会場入り。
もちろん、鑑賞サポートタブレットもお願いしました。
今回は、台本タブレットに加えて、大劇場にしかない(外箱・御園座にはありましたが)音声補助イヤホンも借りてみました。
5,000円の保証金(返却時に返金)にはビックリでしたが、とりあえずお借りしてお試し。
私の聴力では言葉の聞き取りまでは無理ですが、音楽とか効果音とかがドーンと響いてきて、にぎやかな感じとかも伝わり、臨場感が増して、良かったです。
そんなツールを手にして、客席に向かう向かう前に、憧れの「たまご」も撮影。
開演前のお楽しみは買い物。
見てるだけでワクワク。
見てるだけのつもりが、結局、娘のアルカンシェルバッグが羨ましくて、私もエンジェリックライの観劇バッグ購入。
舞台の鑑賞は、「生」の迫力、良さに加えて、こうやって、開演前後のお楽しみが大きいと思います。
グッズを見たり、装飾を見たり。あるいは仲間と語り合ったり。
それは家で配信や円盤を観るのとは違う楽しさ。
私は幸いにもその楽しさを味わうことができています。
でも、私が鑑賞サポートのことをnoteに書いたり、娘が私とチャンプの観劇のことをXに書いたりすると、同じように聞こえない方から、「そんなサポートがあることを知らなかった」という声を聞くことがあります。
また車いす生活になって、生の観劇を諦めてしまった人もいます。
障害ゆえに、不便や不自由があってもしかたがない
障害ゆえに、やりたいことがあっても、諦めるしかない
そう思っていらっしゃる方がまだたくさんいるということを改めて考えさせられます。
なので、せっかく実施しているサポートなら、もっと大々的に宣伝しまくっていいと思うし、利用した私たちが大々的にレポ発信していけば、誰かに届くかもしれない。
そうやって少しずつ、障害の有無なんて関係なく、誰もが観たいものを見に行ける社会に近づいて行ったらなぁ、と思って、これからも発信していこうと思ってます。
チャンプも私に付き合わされて、全国あちこちの劇場に出没することでしょう。
「なんで犬がいるの?」
そんな疑問から、補助犬や障害のある人の観劇、文化活動への関心につなげていただけたら嬉しいな、と。
あー、また「エンジェリックライ」本編のことに触れる前に長くなっちゃいました。
舞台では心臓が止まるほどの❤️がありました。
そのことはまた次の記事で、、。