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ただ観たいだけなのに…

何でこんな苦労しなきゃならないんだろう。
また、嘆いている私です。

人気の舞台が配信で観れる!ということで楽しみにしていました。
でも、劇団から提供されたサポートは公演プログラムと歌詞冊子の貸し出しのみ。

プログラムであらすじを頭に入れ、画面を食い入るように見つめて口の動きを見て、どの歌を歌っているか、歌詞冊子を追う。

でもストーリーテラーのセリフや歌のない場面でのセリフは分からない。
セリフが分からないから、いつ歌になるのかも分からない。
歌が始まっても、間奏があればタイミングが分からなくなります。

そこで途中から、娘がApple Musicのサントラを出してくれ、曲ごと再生して、歌詞を表示してくれた。


これだと、前奏や間奏部分は「・・・」で表され、セリフも【 】で表されます。
何よりカラオケのようにタイミングで表示される!
紙の歌詞本よりずっと分かりやすい!!
でも曲の始まりで娘にスタートしてもらわないとなりません。娘は大好きな作品に酔いしれたいのに、結局、私の鑑賞サポートをすることになってしまいました。

でも、配信の良さは見逃しでまた観れること。
2回目はテレビにタブレット繋げてUDトーク。

テレビの画面の前にタブレット。タブレットにはudトークの認識が流れている
テレビと繋いだタブレットでUDトーク

それを手元のスマホで見ながら、歌詞冊子と照らし合わせ、プログラムで背景や展開を確認しながら鑑賞。
頼みの綱は、結局udトーク
セリフの認識はいいけど、歌になるとはちゃめちゃだから、イミフな認識になったら「歌が始まった」と、慌てて歌詞冊子に目をやる。
ところどころ認識されるフレーズでどこを歌っているか、判読。

同時に、あとで振り返るために分からなかったところを歌詞冊子に付箋で貼ったり、PCにメモったり。

テーブル上に公演プログラム、PC、歌詞冊子、スマホが並んでいる

分かれば分かるほど、プログラムや歌詞冊子だけじゃ分からない、伝わらない大事なセリフややり取りがたくさんあることが分かってしまう。

「こんなこと言ってたんだ。だからダンスなんだ」
「何でここに彼がいるのか、をここで話してたんだ」
「ここでのやりとりが、終盤のあそこに繋がるのか」

最初に見た時、「???」だったことが、新たに知れたセリフで解明されていきます。

「何者だ⁉︎!」
「お前は汚れるな!」
そんな大事なセリフも伝わってませんでした。

正直なところ、楽しむというより、解読してる感じでした。
確かに、プログラムに載っているストーリー(あらすじ)はかなり詳しく、背景も展開もかなり理解できました。
でも、それはやはり「筋書き」であり、どんな言葉がやり取りされたのかは分かりません。
なにより、クライマックス以降はネタバレ防止のため「乞うご期待」的なままで、そこで尻切れになります。

セリフは、作品を作る人たちが、その思いを観てる人に伝えるために紡ぎ出された「言葉」です。
それが伝わらないで、「内容」だけが伝わればいいのでしょうか。

ただ、ただ、人気の作品、素敵な作品を鑑賞し、感動したいだけなのに。
内容を追い、理解するのに精いっぱいで、世界観に浸ることも感動することもままならない悔しさ。

楽しめない分、割引してくれ!とは思いません。
その分でもっともっと多くの人が、多様な人が、楽しめるような作品を作っていただきたい。

生の舞台だけでなく、配信時でも台本データの配信もし、終演後の挨拶もUDトークでのリアルタイム字幕で伝えてくれる宝塚歌劇を知っているから、「こんなサポートでも、ないよりはマシ」と諦めてしまうことはできません。
だって、天下の劇団四季ですよ!

今回の鑑賞サポートの内容の酷さに、配信チケットの購入を諦めた人もたくさんいます。
逆に、今後の公演で字幕メガネなどのしっかりした鑑賞サポートが実施されるなら、名古屋でも大阪でも観にいきたい!という人もたくさんいます。(もちろん私も)

鑑賞サポートの充実は、集客の上でも効果があるのだということをもっと理解してほしいのです。

見逃し配信は明日まで。
今夜また観てみよう。
娘が何度見ても泣いている『私の使命』のシーンで、私も泣けるくらいまで。

…ちなみに、フローとエミリーのお二人、生の舞台ではもう「エルサとアナ」になっているとのこと。
やはりプロ集団だなぁ、四季。
今回のことで嫌いになりかけたけど、やはり観たいんだよねぇ、、だからこそ、観れるようにしてほしいんだよねぇ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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ぶーみおちゃんぷ
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