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チャンプの帰省〜松山ぶらり〜

夏休み、末っ子のオープンキャンパス参加を目的に、チャンプのふるさと・松山にまたまた行ってきました。
その旅日記の第2弾。
第1弾はこちら

今回は、道後でのあちこちぶらりをご報告。

ホテル「道後hakuro」

今回は2泊3日。
初めての道後温泉宿泊。
これまでは大街道周辺のホテルが多かったのですが、やはり温泉に浸かりたいよねーってことで、道後温泉内のホテルにしました。

道後hakuro

温泉宿っぽくない、モダンな建物&内装の素敵なホテル。スタッフの方の対応もとても、すごーくよかったです。
チェックインのとき驚いたのは、説明する内容を全てメモに書き出しておいてくれ、それをめくりながら、説明してくれたこと。
念の為ってことで、聴導犬同伴を予めfaxで知らせておいたことで、聴導犬受け入れの心構えだけでなく、「聞こえないお客様」対応まで準備してくれたなんて、、、初めてのこと!
たいてい、聞こえる同伴者、、それが子どもであっても、同伴者に伝わればいい、ということがほとんどなので、きちんと「代表者」の私に説明して下ったことに感激!
その後、ホテル内の移動やカフェなど利用してる時もみなさん温かい笑顔で対応してくださり、ほんと快適でした。

フロント前でチャンプ

温泉街ぶらり

道後温泉でいちばんの有名なのが「道後温泉本館」

道後温泉公式サイトより

古事記や万葉集にも登場し日本最古といわれる道後温泉の温泉施設で、平成6年(1994)に国の重要文化財に指定された後も、博物館化せずに現役の公衆浴場として営業していて、道後のシンボルになっています。

数年前から改修工事が続いていて、あの素敵な外観はまだ覆われている状態でなんです。
本館の「霊の湯」は営業中なのですが、混んでるし、以前入ったこともあるので今回は、入り口での記念撮影のみ。

本館東側入り口前で

別館飛鳥の湯の中庭といえば、蜷川ワールド!
昨年来た時も感動しましたが、和の趣の建物との融合が素敵! 
チャンプもちょっとアートなモデル気分(笑)
今回は、O田さん&聴導犬ハンナにも会えた!

温泉街は、お土産屋さん店内も含め、チャンプ同伴、スムーズでした。(周りのお客さんの方がリアクション大きい 笑)
人力車は前回乗ったので、今回はパス。

昨年、人力車に乗った時の画像

鯛めしディナー

夕飯はどうしても鯛めし&鯛釜飯が食べたい!ってことで、道後温泉駅近く、からくり時計の向かい側の「伊予食堂 おとら」へ。

道後温泉本館と同じ頃に建てられたという歴史的な古民家でいただくおいしいお食事、、、空っぽのお腹を抱えら、門をくぐりました。

門前の美味しそうなメニュー看板の前で

が!!
今年、有形文化財に指定されたとのことで、、それを理由になかなか入店させてもらえなかったのです。

出迎えた店員さんが「確認します」と奥に引っ込んで確認、戻ってきて、済まなそうな顔で「靴を脱いで上がる座敷&文化財」を理由に「NO!」を告げます。

でも鯛めしを目の前にして、簡単に諦められません!

リーフレット取り出し、補助犬法を説明。
文化財とはいえ、普通にお客さんを入れて営業してるなら、補助犬の同伴もできること、靴を脱ぐ場所へは足を拭いて上がること、畳の旅館などでも宿泊していること、など丁寧に(空腹でちょっとイラつきながらも)お話ししました。
店員さん、奥へ行ったり戻ったり何度か「NO」を繰り返した後、OKに。ヨシャ!

でも、いつも思うのは、こーゆー時、奥でNoと言っている人って顔出さないんですよね。
なんだか、パシリさせられてる店員さんがかわいそうになってしまいましたが、ともあれ、晴れて入店!

画像、奥が宇和島鯛めし、手前が鯛釜めし、もちろんじゃこ天も。
こんな美味しそうなご飯が並んでいたって、我関せずで大人しく寝ているチャンプを見たら、誰も「NO」なんて言わないだろうに、ね。

畳に敷いたマイマットの上で爆睡のチャンプ

「まずは受け入れてみませんか?」
15年以上前に作られた啓発DVDのタイトルが浮かびます。

ともあれ、食べられたので、良しとしますか。

ユノマチベーカリー

ホテルでもらったマップで見つけたベーカリー。
朝ごはんに行きたいなーと、向かうものの、前夜のことがあって、ちと不安に。
お店に着いたら、そんなに広くない感じで、さらに不安に。
でも、おいしいパンの匂いに負けて、思い切ってドアを開けました。
店員さん、チャンプに気づかないのか、無反応。
さっさと買って退出!と思ったら、店の奥にイートインスペース発見。
うーん、この香りに包まれて、ここで食べたい!

恐る恐る、「聴導犬、一緒なんですが、いいですか?」

カウンターにいた店員さんが、奥のパン職人さんに目を向けると、職人のおじさんが出てきて、、

笑顔で「どうぞ」と。

それが、ね。
なんで、そんなこと聞くの?当たり前じゃん!(なんて言葉遣いはされないでしょうが)とでも言ってくれるような、優しい笑顔。
末っ子も同じように感じたみたいで、思わず、顔を見合わせて、こちらも笑顔に。
ありがたやー!
他のお客さんもいて、人だけでもすれ違うのがやっとだったのと、トレイとチャンプのリードを持つのも不便なので、末っ子と私と交互に着席してチャンプをキープしながら、パンを選びました。
混んだ店内やビュッフェなどでは、このような風に工夫することもあります。

イートインスペースにはトースターもあって、パリパリピザを温めて、さらに美味しくいただきました。

実は、最終日、ホテルチェックアウト後に再訪。
ちょうどお客さんが途切れていたので、前日の職人店主さんや奥様?、他の店員さんともお話しできました。
「写真撮ってもいいですか?」なんて言われちゃいました(笑)
チャンプのインスタをお知らせしたら、その後、フォローもしていただいちゃいました。
お土産に買ったパンたちを帰宅後、堪能。
ちくわ明太子パン、ダンナにあげちゃったことを少し後悔してる私。
また松山に行くときは、必ず寄らせていただきます!

特別ゲスト・チャンプ登場!

訓練事業者と離れていてることでちょっと寂しく思うのは、訓練士が啓発のためのイベントを開いたり、参加したりするときに、ご一緒できないこと。
まぁ、地元にユーザーさんがいるので、私が出るまでもないのですが、ね。
で、今回、たまたま私たちの松山滞在中に、訓練士の砂田さんが手話奉仕員講座で講演する予定がある、ということで、飛び入り出演することに!

デモはPRのエマちゃんにお任せして、チャンプはお気楽、、のはずが、インターホンの音に反応しちゃったのはご愛嬌(笑)
末っ子も、UDトークの編集(誤認識修正)で参加。
手話を学ぶ方達にも、情報保障の一つとし、UDトーク、知ってもらえる機会になり、よかったです。

講演の後は、ご飯も一緒に食べて、楽しいひと時でした。

エマちゃんとの記念撮影。私と砂田さんそれぞれを見つめてるため視線がズレてる(笑)

終わりに…

今回も密度の濃い〜旅となりました。
私たちにとってもいろいろな気づきがあるし、チャンプと関わった人、見かけた人たちの心の中に、「聴導犬」というキーワードがインプットされたら、なお嬉しい。

ひとつだけ、残念だったこと。
今回、往復、ANA便を利用したのですが、実は私のお気に入り「FANTASTICS from EXILE TRIBE」が少し前にコラボしてて、動画、何度も見てたんです。

@fantastic_fext

だからもしかしたら、でっかいポスターとかないかなぁ、なんて期待してたのですが、サッパリ。
直前に新曲出ちゃったし、出遅れてしまいました。

旅の楽しみは、人それぞれ。
またどこか行こうね、チャンプ!

読んでいただき、ありがとうございました。
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ぶーみおちゃんぷ
いただいたサポートは私の人生を支えてくれた聴導犬をはじめ、補助犬の理解啓発のための活動に生かさせていただきます。

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