そうだ、DSIをやろう:中級編
どうも、マルメの鷹です。
EULEN2021が無事終わり、昨今のTLで話題の部隊といえば、そうです、オランダ🇳🇱警察特殊部隊:DSIですね!
このめちゃカッコいい動画の中でもキラリと光るのが🇳🇱DSIのシーンですね。
EULEN2021が終わったあとから、TLでも何人も🇳🇱DSIやりたい!という声を聞いています。
ですので、今回は🇳🇱DSIの中級編をまとめようと思います。
ちなみに初級編はミリブロ時代に作った「そうだ、DSIをやろう」をご覧下さい。
DSI内の部隊編成
DSIは2013年の再編成後、逮捕・支援チーム:AOT、介入部門:AI、専門家・運用支援部門:AE&OOの3つの部門が存在します。DSIの中では、AOT部隊が約8割を閉めています。
基本的にBSBとM-Squadronとその他AOTの3つは装備に差が大きいので、それくらいの区別は付けておくと後々よいでしょう。
DSIという枠組みの中で、逮捕チーム(AT)はAOTとM-SquadronとBSBが3分の1ずつとなっています。
AOTは基本的に警察からの逮捕チームです。
BSB(Brigade Speciale Beveiligingsopdrachten)はオランダ王立保安隊という憲兵組織麾下の部隊です。
M-Squadronは海兵隊特殊部隊:NLMARSOF(Netherlands Maritime Special Operations Forces)からの部隊です。
BSBは青いペレー帽を所有しており、M-SquadronはOlive色のヘッドセットを使用しています。
あとはパッチで区別する形になります。
さて、本題です。
以下、記事は装備の重要度順に記載します。この場合の重要度とは、「🇳🇱DSIとして特徴的である」と定義します。
(1) FIRSTSPEAR ASSAULTERS ARMOR CARRIER(AAC) MANATEE GREY
初級編でも記載しましたが、このマナティ・グレーのプレキャリが、キーとなるプレキャリです。
このノルウェーのミリタリーショップからみんな購入してます。最近になって日本国へ直送してくれるようになったので、入手難易度が下がりました。
今のうちに、買っておくのが吉と思います。
※注釈:指摘があったのでより正確なことを書きますと、DSIが使用しているのはFirst Spear AEGIR-38 Swimmer Cutという海中使用における浮力補助装置がついた特殊部隊用のプレキャリです。が普通に購入すると20万しますし、世界的に入手難易度が激高な製品なので、上記AACをご紹介しています。ご了承下さい。
(2) Skunk Gear Orbit Padded Molle Belt Sleeve
オランダ国内🇳🇱のギアショップです。
このOrbit Beltが非常に特徴的であり、入手すると完成度が上がる装備になります。
最大の特徴は、上の写真のように、Molleが一コマだけ、90°回転していることです。
これにより、マグポーチやカフポーチが横向きに付けられます。
正直、それ以外の黒いピストルベルトの使用例もあるため、必須ではないですが、使用例が多く、特徴的であるため、オススメです。
値段も120€と、凄い高い訳ではないです。
が、一つ一つ手造りのため、発注から到着まで時間がかかります。早めに注文しましょう。
(3) DSI仕様MCXについて
現在DSIで使用されているのは、主にMCXとHk416A5とHK416Dです(州ごとの使用例を度外視)
HK416A5やHK416Dは以前紹介したので、そちらをご覧ください。
問題なのはDSIで使用されているMCXです。
上の写真も参照頂きたいのですが、スペックを列記しておきます。
・SIG SAUER MCX Virtus
・SIG SAUER MCX VIRTUS HANDGUARD-12" WITH SD
・.300BLK 6.75inch Outer Barrel ←
・SRD762TI 9.3 in (236 mm) ←
・SIG SAUER M4 STYLE STOCK TUBE
・Magpul CTR Stock Milspec
・SIG SAUER ROMEO4T
・SIG SAUER JULIET4
・STREAMLIGHT TLR-2HL G
となります。入手難易度は、Laylax税を無視すれば高くないモノもあります。
つい先日、Laylaxより純正ハンドガードの予約が開始となりました。
ですので、これを買った方がいいです。
このハンドガードは他の実物パーツ屋さんと比較しても安いです。
光学機器に関してはデザートカウボーイさんの方が安いです。
Streamlight TLR-2は使用例が多いですが、Surefire X300/400の使用例もあるので、必須ではありません。
上記リストで一番難易度が高いのは矢印で書いた、6.75inchバレルと24cmのサプレッサーです。
これは以前のnote記事もあるのでそれを参照してください。
さらにMCXとハンドガードは、SIG GREYにセラコートとDSIの刻印をする必要があります。これは既に自分が鈴友株式会社さんに依頼した例がありますので、同じ鈴友さんに依頼すれば、簡単にできると思います。鈴友さんの品質はピカイチですので、オススメです。が、納期はかなり余裕を持って注文することをオススメします。
ここからは、国内で手に入るものが多く、隊員間の自由度もありますので、好みで選ぶと良いです。
(4) ヘルメット
Ops-core Ballistic Helmetの黒もしくはOps-core SF Super High Cut HelmetのGreyです。
FMAの市販品があるのでそれがオススメですが、FMAのSF High-cutはFollige Green色しか有りません。
ですので、上記の実物のように、色を塗ることをご検討ください。
一応、写真によってはFG色の採用もありそうなので、ここはどちらでもいい気がします。
ちなみにNVGマウントが黒になっていたいり、Chinstrapも黒色に換装されてたりします。
意外とSF Super High Cut Helmetをしっかり調えるのは大変です。
(5) ヘッドセット&PTT
使用例としては、基本的に黒色のComtacⅢ、ComtacXP、ComtacXPiの使用例があります。
上記の通り、海兵隊出のM-SquadronはOliveのComtacXPを仕様していたりします。
ARC kitも使用しています。
PTTはInvisio V-60が使用されています。
(6) アイウェア
上の写真の通り、
・OAKLEY SI Ballistic M Frame 3.0
・OAKLEY SI Ballistic M Frame Alpha
の使用例が多いです。
(7) バラクラバ
使用例で確認出来るのは
・NFM GARM BALACLAVA 2.0 Hellhound Grey
・Arc’teryx leaf ASSAULT BALACLAVA Wolf Grey
がオススメですね。
(8) コンシャツ
コンシャツはArc’teryx Leaf Combat Shirtを使用しています。
ただそれのカスタム品であり、
背中にDSIの刺繍が入っているのと
両腕に丸と四角のベルクロが付いています。
これはEMERSON GEARのレプリカLeafコンシャツを購入して、カスタムしています。
実物をカスタムするのは胃が痛いので……。
(9) ポーチ類
使用例が多いのはFirstSpearのGeneral Pouchが多いです。
Manatee Grey色は通常には販売していないので、基本的にはeBayで購入してください。
eBayではこのショップさんが比較的安定して供給してくれています。このMediumポーチや
このLargeポーチ、
このShortポーチ、
また前後にこのパッチベース、
このショルダーポーチですね。
ここら辺はかなり買っておくと色々、助かると思います。
またEsstacの使用例もあります。
また使用例が多いのは5.11 Tacticalですね。
黒やグレーのダブルARマガジンポーチ使用例があります。
ダンプポーチもありますね。
(10) どうしようもないものたち……
フラッシュバンポーチや
ラジオポーチや
ハンドカフポーチは手に入りません。
どうやら地元の裁縫屋さんに頼んだ特注品みたいです。
ので、私がミシンで作ってます。
装備が極まってきた人は、私にご相談ください。作ります←
(11) パッチ
プレキャリの前後に貼るパッチは2種類あって
220x70mmのものと、上の180x70mmのサイズです。
自分がD Craft Worksさんに依頼して作った物がありますので、それを販売致します。
この特徴的なDSIのPVCパッチは自分も、ちょっとした筋から購入しました。自分も販売する量がないので、ちょっとなんとか手に入らないか探ってみますので、ちょっとお待ちください。
ちなみに刺繍パッチはあるので、それでよかれば販売します。
自分はいい刺繍屋さんを存じ上げてはいるのですが、残念ながらPVCパッチは少数で簡単には作れないんですよね……。
こういうヘルメットにつける刺繍パッチは作ったので、これも販売可能です。
(12) ハンドガン
書き忘れてたので追加します。
GLOCK 17にSTREAMLIGHT TLR-2を使っています。
ホルスターはSafarilandで、最低でもSLS、可能ならSLS/ALSのモノを探して購入すると良いと思います。
またTaser X-2が広く使用されています。
しかもなぜかDSIでは、右のGLOCKの後ろにTaserのホルスターを付けるスタイルが主流です。
正直使い辛そうですが、ご参考までに。
ちなみに上の写真の左の隊員みたいに、QLS22だけを付けている隊員もあるので、それで誤魔化すのもありかと。
Taser X-2のレプリカがなかなか手に入らないんですよねぇ……。誰か作って欲しいですね。
とまぁこんな感じでだいたい全身紹介しました。
後は細かい装備を自分で見つけて極めていくとよいと思います。
ちなみにジーンズは可能な限りスキニージーンズであること。
靴はなんでもありですが、ADIDASが多いですね。
こんなADIDASのシティトレッキング系の靴もあれば、
こんな革靴もありますし、
NIKEからnew balanceも使用例があります。
つまりはなんでもいいでしょう笑
とまぁ今回は年代をあまり考慮せず、さらにいうと部隊毎の装備も細かいことを言わずに、共通で使用例の多いものでまとめました。
ご参考になれば幸いです。
いつかもしかしたら上級編を書くかも知れませんが、それはかなりニッチな物になると思うので、書くかなぁ……笑
ではでは……。