ソシャゲにハマるとは?
思えば、家庭用ゲーム機とは無縁の子供時代だった。DSとWillが全盛期だった頃に小中学生だった私は、何をしていたかというと、お小遣いのほぼ全てを本に捧げていた。別に家が貧しくて、ゲームが出来なかった訳ではない。単純に購入するなら自分のお小遣いでという方針だったのだが、貯まる前に好きな本の新刊を買ってしまっていただけのことだ。
その頃は『トモダチコレクション』と『どうぶつの森』を少しやってみたかった記憶がある。いまだにポケモンは数種類しか知らないし、マリオ系のゲームもやったことがない。今は『キングダムハーツ』をやってみたい。
だが、スマホの普及で、ソシャゲという無料で手軽にできるゲームが広まったことで、私もゲームが身近なものになった。
しかし、ソシャゲにハマるって何だろう?と思う。
私は今、某女性向けソシャゲを4つほど掛け持ちしている。どれもこれも、目的はストーリーだ。課金はたまにする。イベントは、最低限ストーリーを開放する。でも、キャラクターが好きで、ストーリーが好きで、考察も好き。
ハマる理由がストーリなので、カードを強くしたいとか、レアなカードが欲しいなどの欲求はあまりない。そのゲームがアニメ化されたり、本になったら買うだろうなとは思っている。実際買ったものもある。
今まで私は、好きな作家の小説や漫画は、その作者さんを応援したいと思って、新刊をできるだけ購入していた。いっとき、(今も好きだが)とある芸能人を応援していて、DVDやグッズやライブ観戦などでお金を使った。だから、作者や推しを応援したいと思って課金してきたことになる。その課金の対価が、ソシャゲはカードを強くしたり、レアなカードをゲットする場合がほとんどだ。
ソシャゲの課金に対するスタンスを否定する気は毛頭なく、むしろコンテンツをサービス終了させないためにも課金すべきなのだろうと思う。実際、レアカードを入手のためではなく、応援課金という形でたまにソシャゲに課金することはある。
では、毎日ログインしていればハマっているといえるのか。課金額が大きいほどハマっているといえるのか。そんなことは関係なく、単にそのコンテンツが好きだという気持ちさえあれば、それがハマっているということなのか。
何だか結論は出ていなし、ソシャゲというよりハマるとは何か?の議論が始まりそうな感じがしたので、一旦おわり。