内転足・・・潜在性二分脊椎とわかるまで①

息子が潜在性二分脊椎(終糸脂肪腫)とわかるまで、かなりの時間がかかりました。


私が初めて息子に違和感を感じたのは4ヶ月のときです。

その違和感というと、右足首です。

仰向けになるとわかりにくいのですが、

うつ伏せになるとなぜか右足だけ外を向いていません。いつも足先が内側を向いていたのです。仰向けになると外側を向いている時もあるのですが、足首の硬さもありました。

新生児訪問、1ヶ月健診では、何も言われませんでした。

(なかなか聴覚検査に合格できず、何回も病院に通いましたが、問題はありませんでした。)

2ヶ月の予防接種のときに内斜視を指摘され、通院を開始します。内斜視についてはまた別の記事に書きますね。

4ヶ月健診の時は、体重が少なすぎることと定頸についての指摘を受けましたが、足については何も指摘を受けませんでした。

どうしても気になった私は新生児から対応してくれる整形外科に息子を連れて行きました。

そこで先生は「触って見て足首が外側を向く子は正常範囲内だと思います」と仰いました。

ただ、私があまりにも不安そうな顔をしていたのか「こども病院で一度見てもらって、何でもないと言ってもらえたらより安心できると思うので、そうしましょうか?」と言ってくださいました。

この時の先生の判断がどれほど助かったか・・・・

今も感謝の気持ちでいっぱいです。

1週間後に予約が取れたため、こども病院を受診しました。

CTを取り、先生からは「骨は今のところ異常ないね。う〜ん、ちょっと硬いし、矯正が必要かな〜。今まで病院に行ってなかったの?大体の人はもっと早い段階で受診するよ。これは内転足だね。ギブスや手術をするほどでもないけど、夜だけ装具をつけることにしましょう。」と言われました。

その時、私はなぜ今まで誰も気付かなかったんだろうという疑問と罪悪感と同時に、比較的軽そうでよかったと思いました。

でも、その後息子のお尻を見ると先生は首を傾げました。

お尻の上に小さな陥没と赤いあざがあったからです。

軽微な陥没だけど、もして「二分脊椎かもしれないな〜。顔貌もよくないな」と言われました。

念のため脳外科にまわしてもいい?と言われ、

私は「ニブンセキツイ?ノウゲカ?ガンボウ?」何のこと〜!!!?と焦りました。

帰ってネットで調べて、何となくわかりました。

一番ショックだったのは、可愛いと思っていた我が子の顔貌がよくないと言われたことです!(苦笑)ユニークな先生だったので、率直におっしゃられたことと思います。仕方がないですね。

・・・・

これが私たち親子の内転足の治療の始りと二分脊椎を初めて聞いた時の様子です。

お読み頂きありがとうございました。

次回は脳外科受診について書いていきたいと思います。

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