生まれつきの赤あざ
息子は生まれつき赤あざがありました。
・両まぶた
・口の少し上
・うなじ
・おしり
まぶたに関しては小さなまぶたいっぱいに炎のようにありました。
産婦人科では誰もこれについて触れませんでした。
なんだか私も聞くのが怖くて聞けませんでした。
生まれてからしばらくたっても消える様子がなく、
ネットサーフィンをたくさんしました。
「自然に消える」
「自然に消えない」
「小学校くらいで・・・」
「今も・・・」
「レーザーで消える」
いろいろな意見があり、どれが当てはまるのかわかりませんでした。
誰かに会うたび「目がかゆいの?」「どうしたの?」と聞かれるので、
そのたびに困ります。
思い切って病院に行ってみることにしました。
あるブログで神戸に治療できる病院があることを知りました。
百年記念病院です。
受診して先生に相談してみると、
レーザー治療しても絶対消えるとは言えないとのこと。
少し残る人もいれば、消えたあとまた濃く出てきてしまう人もいると。
また、息子の場合、まぶたの赤あざは濃いので3回ほどレーザー治療が必要かもしれないとのこと。
痛さはゴムで軽くパチとされている感じだけで、
それほど痛くないようだが、
眼が痛まないように前が見えないコンタクトをして、
訳も分からないため、恐怖で泣いてしまうとのことでした。
サーモンパッチはあっても何も害はありません。
それなのに、私が決めていいのだろうか。
怖い思いをさせてまでしないといけないことなのか。
数週間自問自答しました。
私は息子にレーザー治療を受けさせることにしました。
決めてとなったのは、
小さいうちに行う方が皮膚が薄く効果があることや範囲が狭いので短時間で済むというアドバイスでした。
先生や看護師さんは本当に親身になって話を聞いてくれました。
受ける本人もつらいことも親も心が痛いことも、
よく理解してくださっていました。
レーザー治療自体は10分もなかったと思います。
とても泣いていましたが、
私が抱っこするとすぐに泣き止むことができました。
レーザーが照射された直後は内出血が起こっていました。
赤くはれていて、見ていられないほどです。
1週間ほどたつと内出血が消え、赤みも減ってきました。
3週間ほどすると赤あざは薄ピンクになり、びっくりしました。
当初3回必要とのことだったので、
2回目受けるため受診すると、
すごくよくなっていたので、
もしかしたらこのまま消えるかもしれないので、
様子を見てもいいよと言われました。
消えなかったらまた受診することにして、
一旦2回目は受けずに帰宅しました。
結果、1か月ほどでほとんどわかないくらいになり、
今ではなにもなかったかのようです。
治療はまぶただけ受け、他の部位はなにもしていません。
口上は・・・
大泣きをしたときに薄っすらピンクになるときもありますが、
言われなければわかりません。
うなじは・・・
自然に消えました!!
おしりは・・・
もともと1.5cmほどの小さな赤あざですが、そのままあります!
部位によって全然違うようです。
息子には少し痛い怖い思いをさせてしまいましたが、
本当に受けてよかったと思っています。
百年記念病院のみなさま本当にありがとうございました。
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