【孤独に耐えられないときに読む1選】
タイトル
孤独がきみを強くする
著者
岡本太郎
人に好かれるために自分を変えてしまった事は多くの人が経験している。では人に好かれる事を捨て、自分のユニークさを買き、自ら孤独を選んだその先に見える世界はどんな景色だろうか。その景色を垣間見させてくれる
1冊。
孤独の体験は、自己と向き合い、豊かな内面を発見できる。
人と違うこと、仲間に入れない事、仲間に入る為には相当な努力とエネルギーが必要なこと、そういった経験は誰でもあるのではないか。思春期までは自分の個性を押し殺し、集団に入ることに多少の努力をしていたが、もはや意味を見出せなくなった私にはとても良く響く一冊。
孤独は、自己の独立性や創造性を高め、自己の目標や価値観を見つめ直す機会を与えてくれる。孤独を受け入れることで、他人に左右されず、自分の純粋なエネルギーを貫き通す事ができる。
「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎さんの著書。
言葉の一つづつが胸に刺さる。発言や言動で異端だとレッテル張りをし、拒否するのは一旦待ってほしい。
「孤独」を善悪の基準で判断することから離れてみよう。SNSで簡単に誰かとつながる事の出来る現代だからこそ読みたい一冊。孤独を愛そう。