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女川浜のいのちの石碑
女川浜のいのちの石碑を訪問しました。
ここは旧女川第一中学校の前にあります。
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それぞれの石碑、中学生の皆様が詠んだ句が刻まれています。
夢だけは
壊せなかった
大震災
石碑を建立するプロジェクトは、「1000年後のいのちを守る」ことを目指して2013年11月から始まり、計画した21基の石碑を2021年11月22日に建立したそうです。
この取り組みは、2018年、ドラマ化もされ、「ドラマ 女川 いのちの坂道」として放映されました。NHKオンデマンドで見れるそうです。
東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町。卒業間際で被災した子どもたちは「千年後のいのちを守ろう」と、あの日津波が到達した場所に『いのちの石碑』を建てる活動を続けている。ドラマはその実話をもとに20歳になる若者たちの今を描く。12歳で被災した咲が恋人翔太とともにたどる青春ロードムービー。ドラマの見どころは全編ドローンによるダイナミックな映像。女川の風景と咲の心をドローンカメラがとらえる!
この右側が高くなっている石碑のデザインは、針浜にある女川最古の、1276年(建治2年)の板碑を参考にされているそうです
石碑に刻む言葉は「自分たちと同じ思いをする人が二度と出ないように」と生徒が知恵を出し合って考えた。石碑の形は町内にある鎌倉時代の供養塔を参考に、上部の右側が高くなるデザインにした。津波で命を奪われた大切な人たちへの追悼の思いも込めたいと、鈴木さんが提案した。
いのちの石碑の前にある旧女川第一中学校は、現在、楽器や音響機器の輸入販売を手掛ける「サウンドハウス」さんが、商品の物流拠点として活用してくださっているとのこと。
21基あるなかで、今回が6つ目のいのちの石碑の訪問でした。