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田舎で~本屋営業日記 R4.1.11

ずいぶん長いことnoteを放置してしまい、少し反省をしている。最後の更新が21年4月とあるから、実に8か月ぶりに記事を書いている。
言い訳がましいが、一人本屋の日々は何気に忙しくて、ご縁が広がれば広がるほどにやりたいことは増え、その一方で時間は足りなくなっていく。

掛川の地に街の本屋(高久書店)を開店して、ふと我に返れば、間もなく2年の時が経とうとしている。時の流れの早さに、ただ驚くばかりである。
開店直後のコロナ禍で、平常とはなんぞや?といった具合に始まった日々は、店舗に釘付けにさせてもらえたぶん、かえって、街の本屋の真理を学ばせてもらったような気がしている。

よく、「色々な企画をやってるね」などと声も頂くが、私がというより、街の本屋に関わってくれる地域の皆さんを中心とする話し(ほぼ雑談だけど)を聞いていたら、自然とそうなっていったのである。
note更新をしなかった昨年を少し振り返りかえると、概ねこんなことがあった。
・福音館書店「母の友」に寄稿
・作家や書店員とのオンライン座談会(数回)
・大村勇貴さんの絵本「うーちゃんのまつざき」(静岡新聞社)刊行に協力
・おがさ子育て支援センターにて「0.1.2歳児の親子講座」講演
・ペイフォワード文庫(子どもたちへ本の恩送り)を毎月開催
・浜岡中学校にて「街に本屋がある風景・・・これから」と題し講演
・大須賀中央公民館にて「走る本屋さん」出店
・社会を楽しくする障害者メディア「コトノネ」に寄稿
・静岡新聞夕刊コラム「窓辺」金曜日の執筆を担当
・高田郁文化財団ウェブへ書評の寄稿
・第2回高久書店ほんわか俳句大賞開催+授賞式(掛川市立中央図書館)
・第9回静岡書店大賞開催+オンライン授賞式(高久書店)
・「文芸高久書店」創刊号の発行

「ジパング倶楽部」をはじめ、雑誌や新聞、ラジオ、テレビなどにもお声がけを頂いた。これらはすべて“本屋の日々”のなかで起こったイベントだと思っている。そんなご縁につなげてくれたのは、日々のお客様とのコミュニケーションに他ならない。
今年も、コミュニケーションを一番に大切にしたいと思う。そして、本屋の日々も綴っていきたい。

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