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【ブックマーケット出店への道②】好きな本は手元に置いておきたい。
ご縁とノリと勢いで出店を決めたとよたブックマーケット。
ブックマーケットとは何かって、それはもちろん本を売る機会であり場所である。
ところが今更、「売りたい本(手放せる本)なんて、我が家にない」ということに気づいたのであった。
本棚をツーっと見ていくと、多少は候補はある。
今見ると、なんでこんな本買ったんだろう?と思ってしまう本。
たとえば「こんな時代を生き抜くための人生の教科書!」みたいな本。
ああ、悩んでいたときに、強い口調で書かれたタイトルに惹かれたんだろうなと、苦しかった日々のことを懐かしむ。
これらは、簡単に手放せる。
でもそれを売りたいか?誰かに買ってもらって届けたいか?と言われると、なんだか違う気がする。売るからには、並べておく本は、自分が魅力的だと思っているものを選びたい。と、思うのだが、これは真面目すぎるのだろうか?
じゃあごちゃごちゃ言ってないであんたが魅力的だと思う本を並べればいいじゃないかと言われると、そう、そのとおりだ。
我が家の本棚にはいっぱい、素敵な本がある。
あれもいい。これもいい。
けれど、そういう本は、手放したくない、まだ売りたくない!
誰かにお知らせしたいくらい素敵な本は、手元に残しておきたい本なんだ。在庫をお抱えのプロの皆さんはいい。
我々のような一般人の皆さんは、いったい古本市でどんな本をどんな考え方で売っているというのだろう。
本好きなら、きっと好きな本は手元に置いておきたいでしょう。
答えは出ないまま、今日も本棚を眺めては、あれかなこれかなと考えを巡らせる。
何だかんだ言いながら、この「分からない」を楽しんでいる自分がいる。
ちなみに、絵本は、娘と息子に「これ売ってもいーい?」と聞いては、「ダメ」と言われ、棚に戻すのを繰り返している。
手放せる、思い出の無い絵本なんて、一冊もないかもしれない。
さあ本番まであと25日。あっという間に過ぎるのだろう。
公式ホームページにて、出店者一覧が発表↓
プロの本屋さんも数多く出店されている。同じ時間に、同じ広さのマスの中で、横一線に並んで本を売る経験ってのはなかなかないので楽しみ。
前回のお話はこちら👇
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