7歳娘のクリスマスプレゼント
今年のクリスマスはちょっとした出来事があって、7歳になった娘の成長を感じられたので、記しておこうと思います。
「クリスマスプレゼントはサンタさんにお任せするわー」という娘。
直前まで粘ったけれど、“すみっコぐらしのリュック“”以上の情報はもらえないまま、ちょっとプレッシャーを感じながらも、娘の気に入りそうなデザインのリュックを選んで購入。
25日朝、「サンタさん来てくれたよー!」という娘の嬉しそうな声に、喜んでくれるか、こちらもドキドキしながら見守っていたら、プレゼントをあけたと途端、悲しそうな表情を見せました。
どうやらイメージしていたものとは違った様子。
このリュックじゃなかったんだな。と私もちょっとフリーズ、すると娘はポロポロと涙を流して泣き出してしまいました。
これまでのクリスマスプレゼントは、ピンポイントでこれ!というものを準備してきたので、こういう展開は初めて。娘の喜ぶ顔が見たかった私も、なんとも悲しい気持ちになりました。
どうしたもんかと思っていたら、娘は突如泣き止み、
「あーこれじゃないねん、サンタさん!来年はちゃんと分かるように手紙に書くわ!」と言いました。
そんな風に気持ちの切り替えができるようになったのかと、わが子ながら関心してしまったんです。
「サンタさんは言わなくても分かってくれると思ったけど、違うね!」
「サンタさんて、そこまですごい人ってわけでもないんやね!」
と、次々と心を動かしていく娘。
どうやってなだめようかと考えていた私とは違って、娘は泣いて悲しい気持ちを出し切り、自分で前へ進みました。
娘の欲しかったリュックを準備できていたら、やった!と嬉しかっただろうけど、プレゼントが違っていたことで、娘の頼もしい一面を知れて、爽やかな感動をもらったクリスマスでした。