「仕事で頼りになる」のはこんな人
公式ではないけど、とても素晴らしい動画です。毎日のように見て元気をもらっています。
私は阪神ファンです。チームとしての巨人を好きになったことは一度もありません。でも個の選手として応援している人が数名います。最近だと3年前に引退した山口鉄也投手、そしてこの亀井選手です。
2009年の第2回WBCで彼が「侍ジャパン」に選出された際は「はあ?」と首を傾げました。明らかにひとりだけ劣っていると。本当にスイマセン。見る目がなかったです(いまも同じ考えをお持ちの方は、ぜひ↑の動画を)。
まさに「走・攻・守」を高レベルで兼ね備えた万能プレーヤー。ウィキペディアによると、高代コーチが守備面を評価して日本代表に推薦したとか。さすがです。中日の英智選手やソフトバンクの城所選手など、強いチームには必ず「守備&走塁のスペシャリスト」がいますから。いまの阪神なら江越選手と熊谷選手ですな。
よく「仕事で居場所を勝ち取るには一芸を磨け」と言われます。でもいまの私は「武器は最低でもふたつ」と考えます。これだったら誰にも負けない、というものをふたつ。ひとつだけだと、言葉は悪いけど使い勝手が良くないのです。
あと「○○のことはアイツに任せろ」が定着して権威化すると、周りが意見を伝えにくくなります。すると悪い慣習が改善されずにいつまでも残ってしまう。わけのわからぬ聖域に気を遣って効率が落ちるケースも過去にありました。でも武器がふたつあればいろいろな局面で力を発揮してくれるし、「ひとつだけの居場所」にしがみつかないから権威化もしないのです。
亀井選手だったら守備力と俊足に加えて、↑の動画を見てもわかるようにここ一番の勝負強さも売りになります。昨シーズンは51試合しか出場しなかったのに得点圏打率が.448とか。チャンスに打席に立つと2回に1回は期待に応えた計算です。こんな頼りになる人は絶対ベンチから外せない。
今日も新しい一日が始まります。亀井選手を見習って己の武器でみんなのため、そして自分自身のために精一杯生きてみます。