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「雑誌休刊」と「毎月1日」の思い出
なんと。
4年前から季刊になっていたみたいです。月刊時代は入荷数こそ少ないけど、ほぼ毎号売り切れる専門誌のひとつという認識でした。何度か追加注文をした記憶も残っています。買ったことはありませんが(スイマセン)長年の固定ファンに愛されている印象を受けました。
雑誌の休刊といえば、少し前に「週刊朝日」が話題になりました。時々お問い合わせを頂戴します。
他にも「レコード芸術」「プレイヤー」「住まいの設計」などが最近休刊になりました。なおマキノ出版の倒産で存続が危ぶまれていた健康誌「壮快」と「安心」は、現在ブティック社から隔月刊誌として発行されています。
雑誌担当を務めていた頃に休刊になったもので思いつくのは「ぴあ」「諸君!」「月刊宝島」「新潮45」「シアターガイド」といったところ。「小学1年生」以外の学習誌も。時代の流れを感じます。
いまはすべての小学生を対象とした「小学8年生」が刊行されています。
1日に幼年誌を棚に出すのは、いまも昔もしんどい。かつては同日の女性誌も劣らず苦行でした。ティーン向けの「セブンティーン」「ポップティーン」「ニコラ」「ピチレモン」「ラブベリー」をいかに共存させるか。どれもほぼ毎号分厚い付録を挟み込むゆえ、たくさんは積めないのです。こまめにチェックし、なくなる前に補充しないといけない。
広いエンド台なら、ある程度高く積み上げても大丈夫。しかしそこは同日に発売される「家庭画報」「婦人画報」「エクラ」「ストーリー」などの大人向けに譲らざるを得ない。前の月の28日に出たばかりの「グロー」や「ヴァンサンカン」辺りもまだ外せない。必死に頭を働かせました。
いまはいくつかが休刊になり、入荷数も少なくなりました。ただ比例するように人員も減っているので、負担の体感は変わらない気もします。
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