【コミュニティ3つの型】コミュニティ×学びのデザイン❶
コミュニティって何がいいの?
コミュニティって作れるの?
そもそも、
コミュニティって何?
主宰者が頑張らなくても、
メンバーの交流が活発で、
自主的にいろいろ企画し、
魅力的なコンテンツあふれるコミュニティ♫
こんなコミュニティが作れるとしたら、
あなたはコミュニティ、作ってみたいですか?
このシリーズでは、
「コミュニティづくりをやってみたい!」
「コミュニティづくりに興味ある!」
そんなあなたのためにお話ししますね。
まずは、
僕が主宰しているコミュニティを2つ紹介しましょう。
『みんなで10000冊読めるかな?』
⚫︎2014年スタート。2022年現在9年目。
⚫︎読んだ本を投稿するフェイスブックイベント。
⚫︎参加人数100〜150名
⚫︎参加無料
フェイスブックページ『本が好き!倶楽部』イベントページ参照↓
『感謝のホワイトブック』
⚫︎2017年スタート。2022年現在6年目。
⚫︎毎日の感謝を投稿するフェイスブックイベント。
⚫︎参加人数150名
⚫︎参加費3300円(初参加無料)
フェイスブックページ『感謝のホワイトブック』イベントページ参照↓
どちらのコミュニティにも共通するのは、
『みんなで10000冊読めるかな?』であれば8年間、
『感謝のホワイトブック』であれば5年間、
投稿のない日が1日もない!!
毎日、たくさんの投稿やコメントがあります。
それも主催者ではなく、メンバーの皆さんの投稿やコメントがです!!
(ぶっちゃけ、メンバーの皆さんが積極的に参加してくれるコミュニティって……むちゃ楽で最高ですよ!!メンバーさんと遊ぶことだけ考えていられます♫)
あなたも主催者として知恵をしぼって一生懸命投稿を頑張ったものの、ネタ切れ、ヤル気切れで投稿が滞りはじめ、コミュニティが自然消滅しちゃった経験があるんじゃないですか?(僕は、このパターンでいくつのコミュニティを潰しちゃっただろう。その数は10や20ではありません。汗)
あなたが潰すコミュニティがひとつ2つくらいになるよう(そこは「ゼロにします!」と言えよ!笑)すべてお伝えします。
さっそく本題へ入りましょう。
コミュニティ3つの型
コミュニティには3つの型があります。
(キングコング西野さんの考えを土台に少し変えています)
❶メルマガ
❷ファンクラブ
❸DAO(的)
ひとつずつ見ていきましょう。
❶メルマガ
メルマガのイメージどおり、情報を発信する人と情報を受けとる人にわかれます。そして、情報発信するのはリーダーです。リーダーと参加者。1対多の関係です。
リーダーの情報発信が大切なコンテンツなので、リーダーはチャレンジしつづけたり、学びつづける必要があります。チャレンジや学びが止まるとコミュニティもおわります。
❷ファンクラブ
リーダーの情報発信が重要なのは「❶メルマガ」とおなじなのですが、メンバーの情報発信も大切です。情報を発信する人と受けとる人が混ざりはじめ、情報を発信することもあれば受けとることもある。メンバーの交流も積極的にデザインされています。
リーダーとして情報発信もしなきゃいけないし、メンバーの交流もデザインしなきゃいけないし、リーダーとしてはいちばん忙しいのが「❷ファンクラブ」かもしれません(汗)
❸DAO(的)
DAOとは、自律分散型組織(Decentralized Autonomous Organization)。これがDAOだ!という決まった定義はたぶんまだありません。だいたいブロックチェーンとからめて語られることが多いようです。リーダーが存在せず、参加者が自発的にさまざまなプロジェクトを立ち上げすすめていく「ティール組織」と同じ文脈ですが、ここではブロックチェーンとからめないので「DAO(的)」としています(僕がDAOって使いだけかもしれません。笑)
DAO(自律分散型組織)とは……
やりたい人がやりたいことをする組織。以上。
言うのはカンタンだけど、実際に「やりたい人がやりたいことをする組織」にするのは難易度高めです。リーダーがあれこれ指図しちゃうともうDAOではない(ダメなわけじゃないけどリーダーの負担は大きい)。かと言ってリーダーが何もしなければ参加者も何もせず、コミュニティが自然消滅。
やってもダメ、やらなくてもダメ……
じゃ、どないしたらええねん!?
思わず嘘くさい関西弁でつっこみをいれたくなりますが、「じゃ、こうしよう!」というのがこのシリーズです。
余談ですが、
仮説ですがコミュニティにはもうひとつあると想定しています。もうコミュニティかどうかすらわかりませんが、
❹シンクロニシティ(仮説)
あなたが何かやりたいことを思いつくと、同じことをやりたいと思ってる人がどこからともなく集まり、必要なタイミングですべての人や物が偶然のようにそろい、なんの苦労もなくやりたいことが実現しちゃう。
あなたはただ「やりたい!」と意図を発するだけ(もしかしたら、それすら不要?やりたいと思いつくだけだいいのかも)。シンクロニシティ(偶然の出会い)ですべてがすすむプロジェクト。これをコミュニティと言っていいのかどうかも謎ですが、これに近いことを経験してる方もいるんじゃないでしょうか。まあ妄想です。
さて、
❶メルマガ
❷ファンクラブ
❸DAO(的)
あなたはどのコミュニティをつくりたいですか?
もちろん、やりたいことや目的によるのでどれがよくてどれがダメということはないのですが、ちがう視点からもう少し考えてみましょう。
❶メルマガ、❷ファンクラブはどういうコミュニティかと言うと、自分が主役になるコミュニティです。たとえば、こういうことです。
「私のこと好きな人、この指とまれ!」
主役です。
主人公です。
ルフィです。
あなたがチャレンジしつづけるパワー、学びつづけアウトプットするエネルギーがあり、さらに積極的に実績をつくり知名度をアップさせていくつもりがあるのであればいいでしょう。
僕のように、基本、情報発信とかめんどくさいし、やる気が出たときしか積極的にできない人にはムリですよね(笑)
そんな僕やあなたには❸DAO(的)コミュニティしか選択肢が残されていません。もう自動的に消去法で❸DAOです。
❸DAO(的)コミュニティの主役は、僕やあなたではありません……
参加者が主役です!!
僕やあなたは活躍しなくても大丈夫。いいでしょ♫
しかし、
「じゃあ参加者の皆さん、自由にご活躍ください!」と言ったら参加者が自発的に積極的にやりたいことをやりはじめるかというと、ご想像どおりやっぱりなかなか行動にはつながりません。
私が主役でもダメ。
参加者が主役でもダメ。
じゃ、どないしたらええねん!?
参加者が主役になるのは間違っていないのですが、これまで主役としてやってこなかった人にいきなり主役を押しつけるのはやはりムリがあります。
そこで!!
フォーカスを少しズラします!!
ここまでは「私」「あなた」「参加者」つまり「人」にフォーカスしてきました。少し視点を変えるだけで、この「人」がコミュニティでやってることが見えてきます。
たとえば僕であれば、
『みんなで10000冊読めるかな?』で皆でやっているのは【読書】です。
『感謝のホワイトブック』で皆でやっているのは【感謝】です。
つまり、
「私のこと好きな人、この指とまれ!」ではなく、
「読書が好きな人、この指とまれ!」
「感謝に興味ある人、この指とまれ!」
「人」ではなく、「何」をするのかにフォーカスしてみましょう。
健康
英語
お菓子
ダンス
ヨガ
恋愛
アニメ
なんでもありです。
でも、今度はこう考えるんじゃないでしょうか。
「私は〇〇の専門家じゃないし……」
わかります。たしかに❶メルマガ、❷ファンクラブでは、リーダーがそのジャンルの専門家として情報を発信していくというイメージがあります。
実は、専門家という制限さえ外せば、どんなコミュニティでもつくることができることが見えてきます。
たとえば「読書」であれば、
❶「読書」メルマガ
❷「読書」ファンクラブ
❸「読書」DAO
たとえば「感謝」であれば、
❶「感謝」メルマガ
❷「感謝」ファンクラブ
❸「感謝」DAO
❶メルマガ、❷ファンクラブは情報発信する専門家かもしれないけど、❸DAOは情報発信するのはあなたではありません。参加者です。つまり、あなたは情報発信しなくていいので専門家である必要がないんです。
僕の場合、「読書」は専門家と言ってもいいかもしれません(『読書の方法』なんて本を出してるくらいだから専門家でしょ?)。
ところが、「感謝」の場合はまったく違います。僕が感謝ができないからはじめたコミュニティなんです。感謝に関しては僕が最下位。感謝を会得した感謝のプロフェッショナルとして皆に感謝を教えるためのコミュニティではありません。皆と一緒に(なんなら皆に感謝を教えてもらいながら)感謝を実践するためにはじめたコミュニティです。
そろそろ答えが見えてきましたね。
大切なのは、あなたのやりたい〇〇です。
しかも、〇〇は素人レベルでもプロレベルでもいい!!
とは言え、
最初から❸「〇〇」DAOをつくるのはちょっと現実的に難しそう。いきなりコミュニティが盛り上がるイメージ持てませんよね。
いや、これでいける!!
そう思ったあなたは要注意です(笑)
あたって砕けるパターンまっしぐらです。
❸「〇〇」DAOを目標にしつつ、まずは、
❷「〇〇」ファンクラブからスタートさせましょう!!
つまり、
「あなた」ファンクラブではなく、
「〇〇」ファンクラブからスタート。
そして、
「〇〇」ファンクラブから、
「〇〇」DAOへ移行していく。
今日の結論です。
「ファンクラブからDAOへの移行(つまり変化=学び)」をうながすところに「学びのデザイン」が必要になります!!
まず必要なのは、あなたが指を掲げることです。
「〇〇が好きな人、この指とまれ!」
「〇〇に興味ある人、この指とまれ!」
さあ、最後にあなたに問いをひとつなげかけておわりましょう。
あなたがつくる〇〇コミュニティ。
あなたが〇〇に入れるのは何ですか?
次回は、コミュニティの価値についてです。
本を売らない本屋さん(実は、コミュニティ・クリエーター)
くっきー🍪
追伸。
今回の下書きとしてお話させていただいたクラブハウスは↓
「感謝」DAOを体験したい方は、オンラインサロンでお待ちしています(本が好き!倶楽部ですが間違っていません〜)↓
【学びのデザイン】はまだ文章化してませんが、音声でよければ↓
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