【「長い物語読めない」が「シリーズもの最高!」になる本】人生を変えた『怪盗ルパン』あとがき
あなたは『怪盗ルパン』というシリーズものを知っていますか?
名探偵・明智小五郎と少年探偵団。
シャーロック・ホームズ。
怪盗紳士アルセーヌ・ルパン。
昭和世代の本好きであれば、このどれかで読書にハマった人もきっと多いはず。ちなみに僕は、少年探偵団! 明智小五郎と怪人二十面相の対決にハマり、すっかり読書のトリコです。もちろん怪盗ルパンも全巻制覇。シャーロック・ホームズだけ、ちょっと大人な感じで、たくさん読んだけど制覇までには至ってないはず。アガサ・クリスティ作品は、その先で出会ったんだったかな。エラリー・クイーンも面白かった。金田一耕助は、テレビで放送された映画は見てたけど、原作は装丁が怖すぎていまだに読んだことありません(まあ、映画の怖さも相当ですが)。
どの作品もちょっとダーク。いかがわしかったり、猟奇的だったり。いま思うと、よくあんなの子どもに読ませたり見せたりしてましたね。でも、アルセーヌ・ルパンは明るいエンタメだった気がする(あくまでも僕の小学生時代の記憶によるとですが、、、)。『キャッツ・アイ』や、『スパイ大作戦(ミッション・インポッシブル)』など不可能お宝盗む系(そんなのあります?)の原点は、やはり怪盗ルパンからつながっているエンタメの系譜のように感じます。そうそう、ルパン3世は、アルセーヌ・ルパンの孫という設定ですね。
孫といえば、「じっちゃんの何かかけて!」が金田一少年の決め台詞ですが、この「じっちゃん」が金田一耕助です。名探偵コナンの名前「江戸川コナン」は、少年探偵団の作者江戸川乱歩と、シャーロック・ホームズの作者コナン・ドイルの名前を合体させたものです(ですよね? コナンはまったく見てないので。汗)
あんなにハマって、あんなに読んだのに、本の内容をたいして覚えていないことにビックリします。でも、楽しかった気持ち、ハラハラドキドキした時間、怖いのに先が気になりページをめくりつづけた記憶、登場人物たちがどれほど魅力的だったかなどは、今でも思い出すことができます。
本の情報を記憶することにも価値はあると思いますが、結局記憶に残ってない。でも、本を読むことで味わった豊かな感情はちゃんと残ってるし、人生を豊かにしてくれている。楽しい読書は、今と未来の人生の栄養になりますね。
ところで、
先日、何十年ぶりかに少年探偵団を読んだのですが、子どものころは「スゲーー!!」と驚愕したトリックのあまりのバカバカしさに笑ってしまいました(笑)
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