読書メモ:未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること
色々面白い。本書は日本の各地の人口のこれからの推移を分析しているのだけれど、出版されたのがコロナの少し前なんですね。出生数については別として、リモートワークの普及など働き方や生活スタイルの選択肢が増えた。住む場所を選ぶ価値観も変わったところはあるでしょう。本書での予測が、コロナの影響で変わったところ、変わってないところの考察も知りたいなあと思いました。まあ、その「ずれ」がどうあれ、人口減少トレンドそのものが変わっているわけではないでしょうから、そのゼロサムの分析をどうみるか、ということに関しては単純に興味本位である。
数式を耳で聞くだけでエア算盤ができてしまうような人なら別なのだろうが、私のような者にとっては、本書の理解は正直難しい。都市名と数字が列挙されても頭に入ってこないからだ。ここは諦めた。ただ分析やその理由は追えるのでなんとなく流している感じ。これは紙版だと表になっているのかな。表でないと入ってこないだろうな。それにしても予測数字の羅列が多くてちょっとつらかった。
わかっていることへの対応は、考えどころなのだろうけどね。魅力的な算盤発想だと動きやすいんだろうな、とは思いました。
利用サービス:audible
カバー画像:未来の日本地図とオーダーしたのだが
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