読書メモ:ザ・ゴール2 思考プロセス
前作『ザ・ゴール』を読んだメモはこちらです。その流れで2も続けて読みました。それまではお散歩時間と通勤時間のオーディオブック読書で、大体週に一冊は読めていたのですが、読了ペースはグッと落ちましたね、さすがに。1の方が23時間、2は14時間。ストーリーが面白いので長さというよりは終わってしまうのが惜しいぐらい、途中から短く感じる。そして2の方は1よりストーリーの記憶がなくなっており、より新鮮に楽しめた。
前作は工場のアウトプット向上のため、ボトルネックを探して解決するという手法がメインの内容だった。本作はその数年後の話で、会社のグループ経営、いかにもアメリカっぽいというか、会社のM&Aに関する本社と投資家、そして売却対象になっている子会社のどうするどうなるストーリーだ。今回はスループットを単純に上げる、だけでは解決できない。そしてグループ会社は規模も業種も違う。1の後書きでも書かれていたが、「うちの業界では使えない」という声が多かったことからなのかな。会長の世代交代や、投資家の投資家たる言い分、はたまた家庭では子供の成長なんかもスパイスに入っていて、事情感がリアルです。
単純に解決法を考える、というだけでなく各々が持つしがらみを突破して実行するという「本当に」馬力がいるところについての流れが痺れますよ。
自己啓発だけにしないようにしないとね。。
最後に、本書のあらすじについてChatGPTに聞いてみたらしれっと大嘘こかれたので晒しておく。何で創作してしまうのだ。
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