今年の夏は冷麺元年だった
特に伝えたいわけではないのでただの記録として書きます。僕は冷麺が結構前から好きで、焼き肉屋の締めとかではお腹いっぱいの状態でもよく頼むのですが逆にいうとそのシーン以外で食べた事はほとんどありませんでした。
じゃぁ冷麺を食べるには焼き肉屋に行かなくてはいけないのか。冷麺を食べるために焼き肉屋にいくというのはちょっとコスパ的にもいかがなものか。中華料理屋の冷やし中華みたいに韓国料理屋さんに普通にランチメニューにあったら嬉しいし冷麺のファーストフードのお店があってもいいと思うのだが残念ながら生活範囲にそんな店はない。ちゃんと探せばあるかもしれないがちゃんと探すほど冷麺に向きあうほどの好きさではない。
そんな淡い冷麺とのつき合いだったのだが、あの酸っぱいような、コクがあるような、でも他の料理でいうところのコクとはどこか違うような、しょっぱさでもなく醤油味でもなくじゃあ何の味かって簡単に表現できないような、複雑な味。冷麺の麺はタイプがいくつかあると思うが、私は蕎麦みたいな色をした細めのタイプが好きです。これが、「突然無性に食べたくなるもの」のリストに突然入ってきたのです。理由はわかっていて、ネトフリで冷麺讃歌、みたいなドキュメンタリーを見たからです。私はとてもシンプルなのです。
KALDIにきねうち冷麺というインスタント麺が売っていて、それも良かったのですが、最近近所にできた輸入食材店には冷麺だけでも結構な種類の商品が並んでいてこれは試さなければならないと、ちょっと高いやつを買ったらはまりました。スープはそのままかけるタイプでずっしり。お店クオリティ。茹で時間50秒ぐらい、というのも新鮮。突然無性に食べたくなる症状が出ても安心になりました。冬になっても置き続けて欲しい。今はそれを願うのみです。