厄介なのは同業界のニュース
世の中的に大きいニュースや、自分が所属している業界の自分とは直接関係ないニュースについて、ぼんやり考えることがある。前者はわざわざ情報を取りに行かなくても、ニュースメディアなどでチラチラと情報が入ってくる。後者はSNSのタイムラインで、業界の知人などがシェアしたり書いたりしているのでこれも自然と入ってくる。なんだか便利な世の中になったと思う。
媒体の情報と比べる必要もないが、一方で私は相変わらず、ここも含めて一切誰かが便利になるようなことをミッションとした情報発信をしていない。サーバー汚しですいません。なんで時間を使って、こんなに相手も見えない、言いたいこともわからない投稿をしているのか、正直わからない。でも思い返すと、20代の頃から意味不明なことを酔っ払って夜中に書いて朝慌てて消すというようなことを繰り返ししていた。そして同じようなことをしている酔っ払い業界仲間の、やはり朝消されるような投稿をチェックするような不思議な苦行をしていたものだ。ブログができる前の話。テキストファイルをFTPしていたはずだ。リンクもコードを手張りで、飛び先をチェックしていた。なぜ夜中に仕事でもないのにやっていたのかもよくわからない。
一方大きいニュースに関しては全く絡むことはしてこなかった。新聞やテレビのニュースで知ったようなことをわざわざ人に教えたり物申したりする気が起きなかったから。大きなニュースだけど自分的には緊急でないもの、まあほとんどの大きいニュースがそうなのだけれど、だからこそプッシュで受け取らないようには工夫している。例えばアメリカの銃乱射事件は痛ましいし社会的なインパクトがあるけど人より先に知る必要は感じられない。自分がニュースをチェックする決まった時間で結構だ。プッシュでくるのはチャットだけでもう十分だ。プッシュでなくても、スマホで何かを検索するとどうしても最新ニュースや話題のニュースが忍び込むので排除するのは難しいけどね。
で、最近気になっているのが業界のニュースである。これが、関係あるような顔をして入ってくるので厄介なのである。それも相当のボリュームで。新聞や業界紙からのものは定期的にチェックしているが、なにぶんにも同業界の知り合いが多いものだからTLにもガッツリと入ってくる。これだって正直大きいニュースだとしても自分には緊急性がないものが多い。にも関わらず、知っておかなきゃなとついつい見てしまう。また知っている人が絡んでいたり、知り合いがいる会社の話題だったりするとついつい仕事頭のまま見てしまったりする。でもねえ、私が今業界のすみっこぐらししているからかもしれないけれど、でもそうだからじゃないと思うんだけれど、ほとんどの業界ニュースは緊急性ないんだよねえ。悪いニュースほど拡散される。いいニュースは再現性がない。飲み屋の共通の話題にするために仕入れるのはバカバカしいことで。
SNSの知り合いも情報ソースも少しづつ増えこそすれ自然に減ることはまずないので、入口部分をもう少し減らさないとね。という全く平凡な結論になりました。役に立つことは然るべき人が発信すればいい。だからこれでいいのだ。