ブックオフ光星店

いつか光り輝く星になりたい皆さんこんにちばんわんこ。イルでナスティーかつヒップなブックオフ紹介の時間です。〜10回目ほどの来店回数。街の中心部から若干外れていますが札幌市内どこからでも、来店しやすい部類のこちらの店舗を今回は深掘りしていきます。

最近改装工事も終わり文字通りピカピカになった光星店。　天気がどんよりの為写真が悪いんですけどね…。　久々に来てみると何やら横に見知らぬピッツェリア？ORSO!トラットリア？がくっついてる！　　ブックオフでの収穫を眺めつつピザを突きながら一息つけるなんて天に召されちまいますね。ちなみにトイレからチラリとキッチンの様子が窺えます。今回はブックオフハシゴの予定の為寄れませんでしたが次回は買い物の後に寄ってみようかと。

さあ勇んで来店しますとお出迎えなのがソーキュートな公式アプリのPOP。たった3コマでよむよむ君が可愛くなる魔法。素晴らし過ぎて部屋に貼りたい。

CD290円棚からスタート。なんだか徐々に売り場が縮小されて今ではたった3棚しかない有様。スペインのユニークなフォークバンドがあったり以前は風変わりなアルバムが沢山あったのですが、　最近は寂しい雰囲気の棚に眉毛が下がる。中でもしばらく売れ残っている、
　　　　　wooden veilのアルバム。

ノイジーアヴァン実験ポップス。メンバーに日本人がいるためカオスな音像の合間のメンヘラなポエトリーで脳汁出まくるアルバムなので是非買ってください。視聴しながら非常に陰鬱な気持ちになったけどよむよむ君が輝いてるからなんて事無かったよ！！！

CD棚の縮小の理由として何年か前にホビーコーナーが新たに作られた事が原因かと推測されます。客層的にはホビーと本のお客さんは半々で子供連れのパピーがよく仮面ライダーのベルトをディグっている様子を見かけます。（めちゃくちゃ息子なだめて高いグッズを買わない様に仕向けてる親子の会話の様子を聴きながら本棚に真剣に目をやっているフリをするのが得意になりました）

本コーナーへ移動し、映画パンフを漁ります。パンフは並〜な在庫数。しかし他店と違い強気の210円なのがたまにキズ。

さあーてここで光星店最大の魅力をお届け。
ハードカバー・ワイド版漫画の品揃えが激アツ。エースを狙え、バスティアンヴィヴェス・ポリーナ、高浜寛、アメコミやバンドデシネが100円まで値下りする事がある珍しいお店！もうこれまで沢山お世話になりました。分厚いのをパンパン詰め込んで自転車を漕いだ思い出を反芻。　　　　　安彦良和　王道の狗
欲しいが全巻揃ってないので諦めです。

　　　　　　豊田徹也　ゴーグル
寡作な天才漫画家の現状の最新作。

たまりませんなぁ。漫画好きは是非来店頂きたい。

　　　　　大量のHOおよびOTON

　　　　　　ひとりでできるもん！

などに目を奪われつつ、たどり着いたビンテージ漫画棚。最近どの店舗でも見受けられますね。高額商品が多数あるのでジャンバリ稼いで頂きたい。

　　　　永井豪　バイオレンスジャック
今時全巻揃ってて約1冊200円て安すぎますよ。　良い人に貰われて下さい。宝くじ当たったら救いにくるね。ギャンブルしないけど。

最後は文学ハードカバー棚。全部で5棚で収まるコンパクト在庫。海外文学は極少在庫。なのにも関わらず洋書が僅かではあるが常時在庫有りの不思議なラインナップ。このコーナーはレジ前に設置されており、時折店員さん達の、のどかな会話が聴こえきます。

眺めつつ新人さんのレジ講習を盗耳ぬすみみ。　そうしているとベテラン店員さんに尋ね人現る。どうやら先日惜しくも亡くなった三浦春馬さんの写真集目当てのようだ。報道を受ける前は何冊か在庫はあったのだがあっという間に出払ってしまったと聞こえてくる。いったいどんな人が尋ねているのか気になりそろりと見てみると、ハードなツーブロックのサラリーマン。何故なんだ。奥さんに頼まれた？ファン？転売ヤー？悶々と考えて時は過ぎ、疑問は渦を巻き始めて、やがてそれは蝦夷梅雨となって皆の心を濡らしましたとさ。

adiós！

Ps.三浦春馬さんとJUJUさんの2人がMCの NHKの番組　「世界は欲しいモノにあふれている」　　好きでよく見ていました。NYのベーグル回や様々なシールド（林檎の発泡酒）を飲む回、アンティーク家具の回など今でも時たま思い出します。　番組の中で、2人は本当に楽しそうに世界の様々な素敵と出会い、それを心から楽しんでいる様で見ていて、とても気持ちの良い番組でした。どうか安らかでいて下さい。ご冥福をお祈りします。