本づくりにおいてデザインにこだわる理由
こんにちわ。Bookoです。
今日はBookoがテンプレートにこだわる理由をお伝えしたいと思います。
いくつかあるのですが、
誰でも作れるくらいにハードルを下げたい
印刷用のデータを作るのは簡単ではありません。
通常、出版においては、デザイナーがAdobeのin Designというアプリケーションを使ってレイアウトし、印刷所で文字修正などのDTP編集を行います。そして印刷用データを作って、印刷製本します。
印刷用のデータいんは細かいルールがあり、トンボや裁ち落としなど目に見えるデザイン以外の設定なども必要です。
さらにフォントもさまざまな種類があり、印刷所が対応していないフォントがあったり、場合によってはすべてアウトライン化する必要があったり、実にさまざまなレギュレーションが印刷所によっても異なりますし、当然使っているソフトのバージョンなどによってもリジェクトされることもあります。
詳しく話すととてもややこしいので、ここでは割愛しますが、初めて本を作る人が印刷用の入稿データを作成するのはそこそこハードルが高いと言えます。
―でも、Bookoではそういっためんどくさいことは一切行わずに、テンプレにそって原稿を書くだけで印刷用データが作れることを目指しています。
SNS感覚でチャレンジしてもらいたいと思っています。
失敗なし―絶対おしゃれな本にしたい
実は、すでにAmazonがPODで使えるWordファイルを用意しています。見出しと本文が設定されているので今すぐWordファイルで本を出版することは可能です。
でも、BookoならMicrosoftのofficeを契約していなくても、パソコンやスマホがあれば、web上で超簡単に本の編集ができます。
―でも、ビジュアル重視のおしゃれな本を作ってもらいたいんです!
プロがデザインしたレイアウトで、本を作りたい人の想いを形にしたい。
読者が読みやすく、ページをめくりたくさせるにはデザインの力が必須です。長い時間をかけてデザイナー達が考えに考え抜いて培ってきた、本には本の美しいデザインがあります。
―デザインはもちろん、フォントや文字のサイズはどうするか?
―天地、ノド、小口の余白は?
―行間や字間はどうするか?
実は書籍デザインは細部にわたり細心のデザインが行われているのです。
「読めればなんでもいい」ではなく「読んで納得、見て美しい」を体験してほしいです。
原稿を書く上でのお手本にもなる
テンプレートはデザイン見本ではなく、原稿を書く際のお手本にもなると考えています。
タイトル、見出し、小見出し、本文、キャプション。
例えば、1コンテンツにつき、タイトルがあって、小見出しを立ててから本文を書く。写真にはキャプション(写真説明)を付けたほうがいい、などです。
料理本の場合、メニューの名前、リード文、材料、プロセスは必須要素です。
さらに材料の表記の仕方なども、テンプレを見ると体裁のそろえ方や、表記の仕方がわかるようになっています。
もちろん、自分のルールがあれば、それに従って原稿を作っていいのですが、初めての人でも簡単に作れるのがBookoの目指すところです。