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SHElikesライティング課題✐好きな本をおすすめしてください


人にどう思われるか気にし過ぎる私へ


◆気にしすぎて、本当の自分が分からない。そんなときに出合った本~「気にしない」女はすべてうまくいく』~


仕事で一つ、人とぶつかってしまうような事が起こった。

そこから私は、以前よりも「こうしたら、こう言ったら、こう思われるのではないか」と人の目を気にするようになっていった。そんなことを思っているうちに、どんどん行動や言動が縛られていき、自分の本当にやりたいことができなくなった。

そこで、自分の時間を作ろうと、大好きな本屋さんへ行き、出逢ったのが、この本。
有川真由美著『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム、1430円)
https://amzn.asia/d/ee8fwM5

今の自分にぴったりだと思った。手に取ってパラパラと見てみただけで、「あ、たしかにそこ気にしなくても大丈夫かも」と思考が変化し、暗い気持ちが解放された。

あなたも気にしすぎから解放されたくないですか?
この本1冊読みきった後、絶対に心の開放感に包まれるはず!!


◆誰かにとって都合のいいことは、誰かにとって都合の悪いこと。


・そもそもなんで気にしてしまうの?

本書 によると、まず古来、人間は危険を察知して生きていく生き物だという。

”いいこと”よりも、”よくないこと”(危険なこと)を察知して、記憶にとめておく必要がありました。
とくに女性は、子を産み育てながら、自分の居場所を守っていくために、危険なこと、衝撃を受けそうなことにあれこれと目を光らせて、警戒してきたのです。
これまで家族や地域、強い情でつながっていた職場など、持ちつ持たれつで、目を光らせてくれていた”監視社会””安心社会”社会が崩壊して、自分で自分の身を守る必要が出てきたことが関係しているのかもしれません。

「(有川真由美著『「気にしない」女はすべてうまくいいく』P5より引用)」

テレビも昔は放送可能だったものが、現代では”ありえない”ものになったり、インフルエンサーのSNSでも、ちょっとした発言で炎上したり。

インスタグラム、ツイッター、ポッドキャストなど、SNSが発達した今、個人でいろいろな意見を発信できるようになった半面、批判の声も多くなる場面にぶつかるので、人の目を気にしなければいけないことが増えてきてしまっている。

・気にしないためには、どうしたらいい?

本書には、「気にしなくていいこと」が5章に渡って書かれているが、特に響くのは第2章「他人の目や、まわりの情報を気にしない」である。

その中でも

「みんな言ってますよ』という人の世界は狭い」

「(第二章 P76より引用)」

に惹かれた。このワード、使ったことがある人、言われたことがある人、いるのではないか。

実際に、私の周りでも「みんな言ってますよ!」とあたかも大多数の意見のように、そして自分だけが悪者にならぬように、自分の意見を押し通そうとする方が数名いた。

一瞬、真に受けて、この人の後ろには、どのくらいの人がいるんだろう?他には、なんて言われているんだろう?と思いひるんでしまうかもしれないが、そこで一回考えてほしい。

「みんなって誰?」「みんなが同じ意見ってありえるの?」

「みんな」を武器に攻撃してくる人の「みんな」は、大抵本人以外の1人か2人。多くても、やんわり同意を示した人の数もカウントされているくらい。つまり、その人の世界は狭いのだ。
 
Aが出した意見は、Bにとっては都合の悪いことだったから、「みんな」を武器に攻撃されたのかもしれない。しかし、Cにとっては都合のいいことだったから、攻撃してこなかったのかもしれない。

「みんな」に納得してもらえることなんて、存在しないのではないかと私は思う。


◆「気にしない」女はすべてうまくいく

結局、「みんな」に都合のいいこと、納得してもらえることなんて、存在しないのだとしたら?自分の見えている世界だけの、誰かを、何かを気にして、自分の行動を狭めてしまうのは、もったいないのではないか。

であるならば、「私は本当は何がしたい?」「誰と生きたい?」と自分に問いかけて、まわりの目を気にせず生きたほうが、充実した人生を送ることができるのではないか。
 
私は、この本を読み、そう思えたので、まわりの意見を気にしないで、SHElikesで新しい扉を開いていきたいと思った。
もし、まわりに左右されている方がいたら、ぜひ読んでみてほしい。きっと、あなたの背中を押してくれる。


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