実際の日本農業は生産量も競争力も世界的に強いという現実

政府によるキャンペーンの嘘

民主党政権時代の政府は日本の農業生産力が世界的に見ても悪いと主張し、農業に関する改革を進めようとしていた。しかし実際は、国内の農業生産額はおよそ8兆円で、世界5位(中国・米国・インド・ブラジルに次ぐ)、先進国に限ればアメリカに次ぐ2位。今ある少数の農家だけでも日本国民の需要を十分に賄いきれるほど日本農業の経営は進歩している。農家の所得も世界6位。日本の農産物総生産量は1960年には4700万トン、2005年には5000万トンへと着実に増産しているが、カロリーベースの自給率だと半減していることになっているため、一般人にとっては生産量が半減したのかと勘違いされがち。ねぎの生産量は世界一・ほうれん草3位・みかん4位・キャベツ5位・イチゴとキュウリは6位。さらには日本の平均農地面積は欧米の数十分の一以下だから競争力がないという認識もあるが、これも間違っており、日本では広い面積を使ったプロの農家が増えたために生産性も上昇した、つまり一人当たりの生産性がどれだけ伸びたかが重要。技術革新や他産業従事によって農業をやめる人が増えたために生産効率が伸びたので、農業衰退とみなして多額の税金を投入したのは間違い

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